新座市議会 > 2020-03-17 >
令和 2年第1回定例会-03月17日-09号

  • "コード"(/)
ツイート シェア
  1. 新座市議会 2020-03-17
    令和 2年第1回定例会-03月17日-09号


    取得元: 新座市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年第1回定例会-03月17日-09号令和 2年第1回定例会                令和2年第1回新座市議会定例会 議事日程第9号                              3月17日午前9時開議 第 1 一般質問     8番 荒井 規行 議員     9番 鈴木 芳宗 議員    19番 島田久仁代 議員    10番 高邑 朋矢 議員     7番 滝本 恭雪 議員 出席議員 26名      1番   白  井  忠  雄         2番   鈴  木  秀  一      3番   伊  藤  智 砂 子         4番   佐  藤  重  忠      5番   谷 地 田  庸  子         6番   野  中  弥  生      7番   滝  本  恭  雪         8番   荒  井  規  行      9番   鈴  木  芳  宗        10番   高  邑  朋  矢     11番   富  永  孝  子        12番   石  島  陽  子
        13番   嶋  田  好  枝        14番   辻     実  樹     15番   小  野  由 美 子        16番   笠  原     進     17番   小  野  大  輔        18番   上  田  美 小 枝     19番   島  田  久 仁 代        20番   米  橋  結  太     21番   助  川     昇        22番   小 野 澤  健  至     23番   鈴  木  明  子        24番   池  田  貞  雄     25番   嶋  野  加  代        26番   平  野     茂 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    伊  藤  佳  史   部   長                           市民生活   財政部長    遠  山  泰  久              細  沼  伊 左 夫                           部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理                           委 員 会   会計管理者   江  原  達  夫      事 務 局   高  村  俊  晃                           副局長                           選挙管理   監査委員                    委 員 会           山  本     実      委 員 長   鈴  木     茂   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              生 田 目  真  一                           副 局 長   専門員兼           佐  藤  寛  之   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時30分) ○議長(滝本恭雪議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △議長報告 ○議長(滝本恭雪議員) 議長報告を行います。  選挙管理委員会事務局長から所用のため欠席する旨の申出があり、代理として選挙管理委員会事務局副局長が出席しますので、ご報告いたします。 △一般質問 ○議長(滝本恭雪議員) 日程第1、一般質問を行います。 △荒井規行議員 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員の一般質問を許可いたします。  8番、荒井規行議員。    〔8番(荒井規行議員)登壇〕 ◆8番(荒井規行議員) おはようございます。8番、荒井規行です。議長より発言の許可を頂きましたので、通告順に従って質問をさせていただきます。初めてになりますので、不慣れな点もありますが、よろしくお願いいたします。  新型コロナウイルス対応のため、なるべく短く終わらせたいと思いますので、市長及び教育長、執行部の皆様には前向きなご答弁、よろしくお願いいたします。  1、新型コロナウイルス感染症への対応について、6項目に分けて伺います。  (1)、先日世界保健機構、WHOが新型コロナウイルスパンデミックと言えると宣言され、3月16日時点で、日本でも全国累計1,545人感染、35人死亡、全国で見ましても北海道、愛知県、大阪府と、クラスター感染が起きています。埼玉県も感染者数が全国8番目の32人に感染、隣接する東京都が全国4番目の90人感染と、日に日に感染者が増えております。新座市からも感染者が出て、市民の皆様も不安に思われているかと思います。新座市内、近隣市での新型コロナウイルス感染者患者の発生状況について伺います。  (2)、市の体制について。庁内連携体制の強化、総合的かつ迅速な対策を推進するため、市の体制についてどのように考えているか伺います。  (3)、医療機関との連携について。実際に対応に当たる医療機関、保健所、情報をまとめる県との情報共有が感染拡大防止につながると考えますが、医療機関との連携、情報共有をどのように図るのか、市の考えを伺います。  (4)、新型コロナウイルス感染症に関わる風評被害、いじめの防止についての質問です。2月末頃には小・中学校は休校にはなっていませんが、2月末前時点でいじめや風評被害で数件声が届いていました。春節などで中国に行かれていたお子さん、また保護者の方が医療機関で働いている方のお子さん、普通の病気で学校を休んだ際も新型コロナウイルスにかかっているのではないかと言われてしまい、困っていると声が上がっていました。新座市は、ホームページで埼玉県教育委員会が出している「児童の皆さんへ」という見出しで、新型コロナウイルス感染症の予防と児童・生徒へのいじめ防止についてや、法務省の相談窓口案内を掲載していますが、今現在の風評被害、いじめの現状、防止策について市の考えを伺います。  (5)、小・中学校及び保育施設、幼稚園への対応について、感染症ガイドライン等を通して、基本的な感染症対策を含めた共通理解を深める必要があると考えますが、市の考えを伺います。  (6)、マスクの配布について。先日国のマスク対策も出てきましたが、まだマスクは入手困難な状態です。市販のマスクの品薄が続く中、高齢者や妊婦等を対象にマスク配布ができないか、市の考えを伺います。  2、新座都市計画道路保谷朝霞線について伺います。  (1)、該当地域周辺住民を対象にした令和元年9月開催の都市計画変更素案説明会について、ア、イの2点に分けて伺います。  ア、説明された内容と今後のスケジュール、進捗状況について伺います。  イ、説明会で出された意見、質問、それに対する埼玉県や市の対応、考えについて伺います。  (2)、都市計画変更後の県と市の連携について伺います。  (3)、新座市が変更を予定している都市計画について、都市計画変更の内容とスケジュールについて伺います。  これで第1回目の質問を終わらせていただきます。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、荒井規行議員のご質問に順次お答えしてまいりたいと思います。  1点目、新型コロナウイルス感染症についてのご質問を頂きました。  初めに、(1)、新座市内、近隣市での発生状況でありますが、昨日ご報告申し上げました3月14日土曜日に新座市在住の20代女性に新型コロナウイルスの感染が確認されました。3月16日現在、埼玉県内の発生状況は本市を含め32名でございます。近隣市では、富士見市での感染が1人確認されております。  次に、(2)、市の体制でございますが、本市では平成26年11月に策定いたしました新座市新型インフルエンザ等対策行動計画に基づいて、今回の新型コロナウイルス感染症の対応を図っております。これまでも適宜新座市新型インフルエンザ等対策庁内調整会議を開催し、必要な対策を講じているところであります。引き続き全庁的な情報共有を図り、迅速かつ的確な対策を講ずるため、最善の努力をしてまいります。  次に、(3)、医療機関との連携でございますが、新型コロナウイルス感染症については、受診できる医療機関が限られておりまして、現在のところ検査もその医療機関でしかできないようになっております。また、その医療機関も公表されておりません。県が各保健所に設置した帰国者・接触者相談センターにおいてのみ受診の必要な方に案内されている状況で、医療機関から市に特定の患者情報が入ることはありません。市といたしましては、現在県が設置している相談窓口について電話での問合せのほか、ホームページや広報で周知を図っており、今後もさらなる情報収集に努め、市ホームページなどを通じて、最新の情報を市民の皆様にお届けし、国、県の方針を踏まえた感染予防策を行ってまいります。  (4)、新型コロナウイルス感染症に係る風評被害、いじめの防止につきましては、教育長のほうから答弁を申し上げます。  (5)、小・中学校及び保育施設、幼稚園への対応についてのご質問を頂きました。保育施設の感染症対策につきましては、厚生労働省が2009年に示した保育所における感染症対策ガイドラインに従いまして、各保育施設において、感染症対策を定め、対応しております。本市では、厚生労働省や埼玉県から新型コロナウイルス感染症の情報が提供された際にはその都度市内保育施設及び学童保育施設へ周知し、共有を図っております。幼稚園につきましては、県の学事課から直接情報が提供されております。感染拡大防止のため、公立保育園の卒業式の実施方法について、法人保育園へ情報提供した際に、幼稚園に対しましても同様に情報提供をいたしました。また、3月5日には市内各保育施設、幼稚園及び学童保育室の職員を対象に市が備蓄しているマスクの配布を実施したところでございます。今後も引き続き保育施設、幼稚園を問わず、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に必要な情報を共有し、利用者が安心して施設を利用できるよう努めてまいりたいと思っております。  (6)、マスク配布についてのご質問を頂きました。市では、災害時や避難所での感染症対策、病原性が高く、蔓延のおそれがある新型インフルエンザの発生に備えてマスクを備蓄しております。今回の新型コロナウイルス感染症の発生を受けて、市では不特定多数の方が参加する事業のほか、マスクが不足している医療機関、高齢者関連施設放課後児童保育室及び幼稚園などに配布したところであります。今後も各施設より要望があれば、個別に相談に応じてまいりたいと思います。  2点目でございます。新座都市計画道路保谷朝霞線につきまして、3点ご質問を頂きました。1点目の都市計画変更素案説明会でありますけれども、埼玉県では将来交通量予測を踏まえて、本路線全線の幅員を20メートルから27メートルに変更するとともに、4車線道路として整備する方針を示しております。また、本路線を都県境から産業道路までを第1期区間、産業道路から国道254号までを第2期区間とし、第1期区間から整備する予定であります。  今後のスケジュールにつきましては、第1期区間については、現在都市計画変更手続中であり、変更後には利用認可の手続を行う予定であります。第2期区間につきましては、現在道路予備設計を行っており、今後関係機関との調整が整った段階で改めて説明会の開催を行う予定でございます。  続いて、説明会の主な意見はということであります。まず、「27メートル、4車線ではなく、20メートル、2車線の整備で足りるのではないか」、「住民の意見を聞く場を設けてほしい」などがありました。まず、27メートル、4車線ではなく、20メートル、2車線の整備で足りるのではないかという意見に対しまして、埼玉県からは国が示す最新の交通センサスデータに基づいて、将来交通量を算出し、その交通量と県の道路の設計基準に照らし合わせた結果や、都市計画道路調布保谷線から生活道路への通過交通流入抑制等を踏まえると、27メートル、4車線での整備が必要であると考えるとの説明がありました。  続いて、住民の意見を聞く場を設けてほしいとの意見につきましては、過去に県と市で6回説明会を開催しております。その際頂いたご意見も参考に今回の素案を検討してきました。今後も事業実施段階の節目ごとに説明会を設けますので、個別のお問合せにもその都度対応させていただいております。住民の皆様と情報共有を図りながら、またご意見を伺いながら進めていきたいとの説明がありました。  このような意見がありましたが、市といたしましては、本路線の早期完成が市の大きな発展につながるものと考えておりますので、県の整備方針に基づいて協力してまいります。また、引き続き県に対し、説明会で出された様々なご意見やご要望を真摯に受け止め、事業を進めていただくとともに、情報共有を密に行うなど、住民の皆様への丁寧な対応と早期整備について様々な機会を捉えて要望してまいりたいと思います。
     2点目の都市計画変更後の県と市の連携でございますが、引き続き道路整備に伴う雨水対策や安全対策の必要な協議を行うとともに、事業全体の情報共有を図ってまいります。  3点目の新座市が変更を予定している都市計画は、用途地域、高度地区、地区計画、準防火地域の4つの都市計画であります。スケジュールにつきましては、昨年12月に開催した都市計画審議会での審議は経ておりまして、県の都市計画変更手続の進捗を見ながら、県の変更告示と同時期に告示を行う予定であります。市といたしましては、引き続き県に対し早期に都市計画変更を行うよう要望してまいります。  私のほうからは1回目、以上でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 荒井規行議員から新型コロナウイルスに関する2点について質問がございましたので、私からお答え申し上げたいと存じます。  まず、1点目、この新型コロナウイルス感染症に係る風評被害あるいはいじめ等の防止についてのご質問でございましたけれども、私どもは埼玉県教育委員会の通知を2月12日に小・中学校へ配布するとともに、市のホームページにリーフレットを掲載しまして、児童・生徒や保護者への周知を図ったところでございます。  新座市におきましては、中国の春節のために中国に帰国した児童・生徒が4名おりました。その4名はどこに行かれたかということも全部私どもも把握をしておりましたので、こうした帰国の際の対応につきましては、文部科学省が示した帰国者の受入れのフローチャートに基づいて適切に対応したところでございます。  なお、現段階におきまして、新型コロナウイルス感染症に係る風評被害やいじめ等について、学校からの報告及び市民からの声は特には届いていないという状況でございます。  市内の小・中学校は3月2日より休校といたしておりますけれども、今後学校が再開された際には、新型コロナウイルス感染症に係る風評被害やいじめが発生することがないよう、児童・生徒の行動観察と情報収集に努めてまいりたいと存じます。  さらに児童・生徒や保護者の一部に心ない発言が届いている状況もあると、荒井議員の質問の中にありましたが、新型コロナウイルス感染症にかかる者に限らず、これまでと同様にいじめは絶対に許さないという考えの下に、児童・生徒が安心して学校生活が送れるよう各学校に働きかけていきたいと存じます。  次に、新型コロナウイルス感染症の対応ということでご質問がございました。新型コロナウイルス感染症に係る小・中学校ヘの対応につきましては、厚生労働省文部科学省、埼玉県教育委員会からの通知に沿って、教育委員会内で対応を協議いたしまして周知してまいりました。各学校においては、文書の配布、ホームページヘの掲載、スクールメールにより保護者の方々へ周知を図っているところでございます。こうした事態のときは、各学校が同一行動をとっていくということが何よりも必要だと考えておりましたので、私どもは必要に応じて臨時校長会議を開催し、指示、伝達を行ってまいりました。国内で感染が広がりつつある中で、今後の対応について、これも臨時校長会議を開催して、卒業式の在り方をどうするか、あるいはまた授業参観や学年懇談会、また期末テストがまだ実施していないところもありましたので、これらの学校の対応について、校長会議で協議をしたところであります。文部科学省、県の通知によると、卒業式は教職員と卒業生のみで行うというようなことが明記されておりました。その前の臨時校長会議では、保護者も入れて実施をするという予定になって、こうした文書を私どもでつくって、実は28日に配布する予定だったのですが、27日の夜に休校措置ということで、政府のほうから要請がありましたものですから、次の日も再び臨時校長会議を開いて、その指示に従って、保護者を入れないで、小規模に行うというような卒業式に変えたわけであります。また、学期末の懇談会あるいは授業参観等は中止といたしました。今後入学式等もありますので、これはまた時期を見て協議をして、適切に対処してまいりたいと思います。今後もこうした事態の中で、やはり国や県の通知に基づいて、速やかに対応を図ってまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員。 ◆8番(荒井規行議員) ご答弁ありがとうございました。  それでは、再質問させていただきます。まず、新型コロナウイルス感染症への対応について再質問させていただきます。1の発生状況については分かりました。先日伺いましたように、新座市は感染者発生後、すぐにホームページに反映させていただいたり、日曜日にも問合せ、電話対応など、迅速な対応ありがとうございました。2月末時点では、埼玉県内のPCR検査を受けられる機関はないと、先ほども機関が限られるというお話がありましたが、私のほうも受けられる場所がかなり限られると聞いております。感染拡大が進んだ現在は、さいたま市、越谷市、川越市、川口市で埼玉県が発表している検査場所というような形になっているのですが、そちらのほうは感染後増えたということでよろしいのでしょうか。また、今後増える予定など、市に情報は来ているのでしょうか、伺います。 ○議長(滝本恭雪議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 各市で行っている検査ですけれども、これは例えば川口市であったり川越市といったところ、これはそれぞれの市で単独で保健所を置ける、いわゆる政令市だったり中核市といったものでございます。そういった機能を有している市では単独でそういった検査等、保健所機能を持っておるものですから、できるわけですけれども、新座市のような一般的な市については、これは新座市においては朝霞保健所といったところで4市を管轄しておりますけれども、そういったところで行えるといったところでございまして、今後例えば新座市のような一般の市でそういった検査が行えるというようなことは今のところないですし、恐らくないというふうに思っております。 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員。 ◆8番(荒井規行議員) ありがとうございました。  (2)の庁内連携体制については分かりました。新型インフルエンザ等対策庁内調整会議についての再質問があるのですが、現在ホームページには2月21日に開催された以降の内容が掲載されていませんが、その後は開催されていないのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) ちょっとホームページに載せている情報が2月21日ということで申し訳ありませんでした。直近では3月9日に第4回の新型インフルエンザ等対策庁内調整会議を開きまして、様々な、3月16日まで休館していたものを例えば3月31日まで延期するでありますとか、そういった対応について協議をさせていただきました。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員。 ◆8番(荒井規行議員) ありがとうございました。  3番の医療機関との連携についてですが、今回は先ほど答弁であったように、県からの感染者情報が感染者が拡大するまでは少人数の感染の場合は市町村に、県からは連絡が行かないという形で、クラスターと確認できる、感染者多数が確認できるまでは自治体に連絡は来ないという仕組みなどがあり、かなり限定的な情報で苦慮されていたと伺っております。ほかの市町村からも県との感染症に関する連携の見直しの声が今後上がってくると思われますが、今後のことも踏まえて、県との情報共有を踏まえた事前の対策会議など、市、県の担当者を含めて定期開催して、県と互いに情報交換できる仕組みを作り、迅速な対応がよりできるようにしたほうがよいと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 県との情報の共有といったところでございますけれども、やはり感染症に関する情報といったものは、感染症法の中でも慎重に取り扱うということが明記されておりまして、なかなか県のほうからも市のほうに詳細な情報というのは伝わっておらず、私どもも新聞等で発表される内容の範囲で知らされるというような状況でございます。今後につきましても市といたしましても市民の皆様の安全を迅速に確保するためには、やはり一定の情報というのは提供していただきたいという思いはありますので、その点につきましては、県とも話合いを進めながらやっていければと思いますけれども、そういった定期的な会議を開けるかどうかといったところについては、保健所等と話をしていきながら、情報共有について話し合えればというふうに思っております。 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員。 ◆8番(荒井規行議員) ぜひ県と連携を強化して、安全安心に過ごせるようにしていただければと思います。  (4)の新型コロナウイルスに関するいじめの防止についてですが、お話を伺いまして分かりました。また、いろいろ対策していただいているということで、そのまま進めていただければと思いますが、おっしゃられていたように、学校再開時には新学期で子供たちもまだ慣れない環境の中で不安に思う時期だと思いますし、新座市で感染者も出たこともありまして、子供も保護者も敏感になっていると思いますので、校長会や学校再開時、朝礼や懇談会などで新型コロナウイルスに関するいじめの防止を徹底していただけたらと思います。よろしくお願いします。  (5)も同様ですけれども、教育長がおっしゃられたようにいろいろ対策を打っていただきまして、ありがとうございました。また、本当に3月2日から休校措置など、ご苦慮もあったと思いますが、迅速な対応をしていただきまして、本当にありがとうございます。ホームページで子供たちの勉強内容を細かに記載していただき、保護者の方も多く活用していただいているようですし、また3月3日より小学校1、2年生及び特別支援学級の児童を受け入れる臨時休校に伴う小学校低学年や特別支援学級の児童受入れなど、柔軟な対応は急遽休めない方、また預かってもらえない保護者の方はとても喜んでおられました。3月9日現在の時点で、新座市内で37件の申請があったと聞いております。また、日々状況が変わっていく中、大変だと思いますが、引き続き柔軟な対応で頑張っていただければと思いますので、よろしくお願いします。  (6)のマスクについてですが、個人へのマスク配布はなかなか難しいというのは分かりました。また、個々に対応していただけるというご答弁も頂きました。ありがとうございます。質問なのですが、先日国のマスク対策で高齢者施設に2,000万枚、医療機関に1,500万枚を自治体と調整、連携して配布するとなっていますが、国からのマスク支援に関する対応が今現在どのようになっているのかお伺いいたします。  また、埼玉県独自で3月13日に新型コロナウイルス対策本部会議にて、マスクの緊急配布についてという内容で、国の支援が受けられない施設等に10万枚配布する内容を出しています。配布先としては、透析患者194医療機関、約1万8,000人、特別支援学校42校、約5,400人が主な対象になるようです。配布時期に関しては、3月中旬頃となっていますが、新座市内に配布対象となる機関はあるのでしょうか。また、連絡等来ていたら教えていただけたらと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) まず、マスクの答弁をする前に、先ほど答弁した内容の訂正をさせていただきます。  調整会議ですけれども、先ほど3月9日に第4回と申し上げましたが、これ3月10日の間違いでございます。訂正をよろしくお願いいたします。  あとホームページのほうにも昨日の段階で掲載しておりましたので、よろしくお願いいたします。  マスクについてですけれども、荒井議員がおっしゃるとおり、国のほうで3月10日にこの新型コロナウイルス感染症対策本部の中で閣議決定されたわけですけれども、国が一括して2,000万枚を購入するということ、あと海外からの輸入拡大等により1,500万枚を国が購入して配布するというようなことの情報はありますけれども、具体的にどのような形で地方公共団体の協力も得つつ配布するというところについては、まだ国からは情報は来ていないものです。また、県の対策につきましても具体的に新座市のどこの施設にといった情報についてもまだ来ておりません。ただ、県のほうからも市のほうでそういった備蓄があれば、積極的に配布してくださいというような文書については流れてきておりますけれども、県がどこに配布するかといったものについての情報はまだ来ていないという状況でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員。 ◆8番(荒井規行議員) ありがとうございます。  国のマスク対策がまだ来ていないということと、予定もなかなか不明ということも分かりました。県からの連絡もない点も分かりました。先ほどお伝えしていたように、県との連携を強化していただきまして、国、県の支援がいち早く困っている、本当に必要な市民の皆様に届きますようよろしくお願いいたします。  先ほど答弁でありましたように、なかなかマスクの高齢者への個人配布は難しいということは分かりました。緊急時だとしましても私も市民全員のマスクを市が備蓄、配布するのは難しいと思います。防災備蓄と一緒で、基本は個人がふだんから備えをするということが大切なことだと考えます。しかし、今回の新型コロナウイルスの高齢者の重篤化率、致死率は若年層に比べ非常に高い数字になっております。現在高齢者施設や医療機関など、マスクやアルコール消毒など、事前にある程度の数は確保しているようですが、長引く品薄状態で少なくなっているというお話も聞いております。高齢者施設でのクラスター感染拡大防止や、医療機関が安全な医療体制が取れるように、本当に必要な高齢者施設や医療機関に対しては、マスク不足支援要望があった場合は柔軟に対応していただければと考えますが、いま一度お伺いしてもよろしいでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 市でも既に3月5日で、新座市の介護保険施設について情報を、マスクについて必要ありますかというような問合せをして、必要部数については一度配布をしているような状況でございます。また、医療機関からもいろいろと問合せがございまして、その医療機関についてもその問合せに従って、マスクの配布等を今しているところでございます。  また、今後そういった不足分があるかどうかといったところについてもその医療機関ですか、医師会、歯科医師会等を通じて確認していただくような準備もこれからしていければと考えております。 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員。 ◆8番(荒井規行議員) ありがとうございます。  ぜひ本当に困っている必要な施設にサポートできるようよろしくお願いいたします。  マスクの最後になりますが、先ほどお話ししたように、基本は個人が準備するものだと思いますが、緊急時は市民、個人での対応が難しい場合も出てくると思います。また、今回市の職員用や関連施設職員にも大量の備蓄マスクが必要だと聞いております。いろいろと現場対応される職員の皆様が安全に職務に就けないと、市民生活の混乱を招く危険性もあると思います。今後緊急的な感染症対策、有事の際も含めて、マスクやアルコール消毒液などの備蓄の適正備蓄量を今回のような緊急時必要数も含めた内容で、再度検証、見直しを実施していただき、備蓄量を増やしていったほうがよいと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) いきいき健康部長。 ◎いきいき健康部長(竹之下力) 今現在職員にも3月2日からの分として、マスクを配布をさせていただいているような状況で、在庫といいますか、そういったものを今買っているわけですけれども、当然この状況がどこまで続くのかというのもありますので、そういったものを見ながら今後の備蓄についてはしっかりと備えていきたいと考えております。 ○議長(滝本恭雪議員) 8番、荒井規行議員。 ◆8番(荒井規行議員) ありがとうございます。  有事の際にも市民の皆様の安心、安全が守れるように、ぜひ備蓄のほうを検討していただけるよろしくお願いいたします。  2の保谷朝霞線についてですが、ご説明ありがとうございました。3月に行われた埼玉県都市計画審議会では、審議継続になったそうですが、県の担当者には次回開催時にきちんと準備を踏まえた上で丁寧なしっかりした説明を期待します。また、道路開通予定地域の住民の方の中にはリフォームも建て替えも住み替えもできず困っている方もいます。道路が通ることで便利になることや、近隣地域の生活道路への車の流入解消に期待する声もある一方、地域分断や雨水対策不安など、地域の方も不安に思っていることも多くあります。継続審議解消後は、該当地域の多くの住民の皆様の不安の解消、声をしっかり聞きながら、説明会の予定に沿って、安心安全のための道路をしっかり県と連携して進めていただきますようよろしくお願いいたします。  これで終わらせていただきます。 ○議長(滝本恭雪議員) 以上で、8番、荒井規行議員一般質問を終わります。 △鈴木芳宗議員 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、9番、鈴木芳宗議員の一般質問を許可いたします。  9番、鈴木芳宗議員。    〔9番(鈴木芳宗議員)登壇〕 ◆9番(鈴木芳宗議員) 9番、鈴木芳宗です。議長のご許可を頂きましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。当選後、初めての一般質問でありますので、至らない点、失礼なところあるかと思います。新人ゆえに申し訳ございませんが、温かな答弁をお願いいたします。また、私は新座市をさらに発展させるために、並木市政をバックアップして盛り上げてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、まず1点目、都市高速鉄道12号線延伸について質問に入らせていただきます。この12号線は、今後の新座市全体のまちづくりに関わる大変重要な施策であり、課題であると認識しております。この新座市の中央に新座市の拠点となる(仮称)新座中央駅を造ることで、新座市の真ん中にある市街化調整区域に土地区画整理事業を実施することで市街化区域に編入させることができ、新座市の将来の発展に大きく寄与するものと考えさせていただいております。平成28年4月20日の交通政策審議会の答申でも大泉学園町駅から東所沢駅まで、その延伸については事業性に問題があるとして指摘されております。そこで、関係する地方公共団体において、事業性の確保に必要な沿線開発の取組を進めるべき、つまり新座市におきましては、まちづくり構想の熟度を高めるべきとの答申となっていると思っております。このことは、東京都の技監からも先日令和2年1月20日の協議会での要望時にコメントとして述べられているところかと思います。そこで、我が新座市として、今後の12号線延伸に向けた活動としては今まで進めてきた馬場地区周辺のまちづくり構想案の熟度を高めるための検討を早急に進めるべきと考えさせていただいております。そこで、以下を質問させていただきます。  質問1の(1)、都市高速鉄道地下鉄12号線延伸に関する光が丘から東所沢までの延伸について。①、光が丘駅から(仮称)大泉学園町駅まで、②、(仮称)大泉学園町駅から都県境まで、③、都県境から(仮称)新座中央駅まで、④、(仮称)新座中央駅から東所沢駅までの4区間の建設予定の距離、工事費(試算額)について伺います。  続きまして、(2)、(仮称)新座中央駅周辺の人口増の方策について伺います。延伸のためには、新駅の利用者増を目指すことが一番重要な課題だと考えます。そのためにも土地活用が重要だと思いますが、新駅周辺の土地区画整理事業の内容案についてお伺いいたします。  今回資料をお配りいただきました。このまちづくり構想案の図におきましても、これは以前から市民の方にもたくさん配られている図だと思いますが、この図におきましても新駅周辺に大学、医療施設などをはじめとして、多くの誘致計画があるかと思いますが、利用客数増加を目指しましてどんな計画をお考えでしょうか、お聞かせください。  続きまして、(3)番、(仮称)新座中央駅周辺の今後の人口と昼間人口の見込みについてお伺いさせていただきます。都市高速鉄道12号線につきましては、国の認可が必要ということで、開設後30年でその収支性をしっかりと問われる、そういった事業であるかと思います。そのときに、延伸につきましては、大江戸線で都内に通う通勤客のみならず、埼玉県側に流入してくる利用客の増加を見込まなければならないと、そういったふうに従来より検討しなければならないと伺っております。そのような中で、今後の新駅周辺の夜間人口と昼間人口の見込みについてお伺いさせていただきます。  (4)、新座料金所周辺へのスマートインターチェンジ整備について伺います。新駅周辺の土地区画整理事業に合わせまして、スマートインターチェンジの開設も検討中とのことですが、ネクスコ東日本、国土交通省、大宮国道事務所、埼玉県警などとの協議はどうなっているかお聞かせください。また、場所はどの辺りを想定されているのかお聞かせください。  (5)番、都市計画道路保谷朝霞線の延伸部分につきまして、都市計画道路保谷朝霞線の延伸部分の難所である黒目川と関越自動車道との交差部分について、現在の計画をお伺いいたします。こちらも説明会などを行っていただいておりますけれども、いろいろと具体的な研究がなされているかと思いますので、最新の情報をぜひお聞かせいただければと思います。  続きまして、2番、柳瀬川、黒目川などの雨水災害対策について。柳瀬川、黒目川などの雨水流入と関連する内水氾濫などについて、令和元年第4回定例会にて多くの質問がありました。その後様々な経過や結果が県のほうの協議、そして新座市役所内での協議を重ねまして出てきたかと思います。市民の方もたくさん台風について不安を覚えたかと思いますので、この夏に向けまして、今どのような方向性で進んでいるかと思います。  その点につきまして、まずア、堤防の状況の最新の報告や埼玉県との協議の状況についてお伺いいたします。  そして、イ、内水氾濫対策につきまして検討は進みましたでしょうか、お聞かせください。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、鈴木芳宗議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1点目、都市高速鉄道12号線延伸についてのご質問を頂きました。大きく5点ご質問頂きました。まず、関連する(1)から(3)までについて、併せてご答弁を申し上げます。  初めに、光が丘駅から東所沢駅までの延伸といたしまして、ご質問のある区間に応じた距離や費用につきましては、これまで具体的な検討は行っておりません。参考といたしまして、都市高速鉄道12号線延伸促進協議会における昨年度の調査で示した基本ルートとして、(仮称)大泉学園町駅から東所沢駅までの距離が8.6キロメートル、概算費用を1,273億円としております。4ルート発表しておりますので、ご参照いただければと思います。  次に、(仮称)新座中央駅周辺の人口といたしまして、市では延伸における需要喚起に向けて、地下鉄12号線の延伸実現に係る新駅周辺地区におけるまちづくり構想において、新駅周辺のまちづくりについて検討いたしました。この構想におきましては、要求資料としてお示ししたとおり、教育施設や商業、業務施設、医療施設などを配置し、鉄道需要の増加を検討したところでございます。また、この構想図のとおり、土地区画整理事業を進めた場合の計画人口といたしましては8,526人増となる見込みとしております。昼間人口、昼間の人口でございますけれども、具体的な推計は行っておりません。なお、この構想図につきましては、今後も延伸活動の状況に合わせて、内容の見直しを行ってまいりたいと考えております。  (4)、新座料金所周辺へのスマートインターチェンジの整備についてのご質問を頂きました。過日施政方針でもご答弁申し上げました。これまで関連する機関との勉強会や設置に向けた調整会議などを実施し、鋭意検討を進めてまいりました。今年度は専門的な見地からの検討も必要としておりますので、設置位置や周辺地域における将来都市利用構想などの検討をコンサルタントへの業務委託により進めているところでございます。設置を検討している場所でございますが、都市計画道路保谷朝霞線が接続先として最適であると考えていることから、関越自動車道と同路線が交差する付近を想定しております。事業費や整備基準などの技術的な面を含め、国土交通省、大宮国道事務所や東日本高速道路株式会社、ネクスコ東日本などの関係機関と協議しながら検討を進めているところでございます。現在の作業状況でございますが、これまで関係機関から頂いたご意見を踏まえ、たたき台となる図面を作成中であり、完成後に再度両者と協議を行う予定としております。いましばらくお時間を頂ければと存じます。  (5)、都市計画道路保谷朝霞線の延伸部分についてのご質問を頂きました。保谷朝霞線と黒目川や関越自動車道との交差部分につきましては、平成29年11月に開催されました説明会の中で埼玉県から当該交差部分における整備計画の方針、方向性が示されました。黒目川との交差部分につきましては、基準に則した交差角を確保しつつ、河川を横断するための橋梁構造とするとの説明がありました。また、関越自動車道との交差部分につきましては、高速道路を下越しする構造とし、上り下り線をそれぞれ分離、セパレート方式とする構造とする案が示されたところであります。埼玉県では、本路線を、産業道路を境に2つの工区に分けて都市計画変更を行う予定としております。当該交差部分がある第2期区間につきましては、現在道路予備設計を実施しております。市といたしましては、引き続き県に対し、事業を進めるに当たっての課題解決に向けて対応していただくとともに、早期整備について様々な機会を捉えて要望していきたいと思っております。  2番目、柳瀬川、黒目川の雨水災害対策についてのご質問を2点頂きました。初めに、堤防の最新状況であります。河川管理者である埼玉県朝霞県土整備事務所に確認いたしました。台風19号による市内の河川被害状況は黒目川で護岸崩壊が2か所発生しました。修繕工事の進捗につきましては、令和2年5月頃までに完了予定であります。そのほかに埼玉県との協議した内容といたしましては、引き続きの川床のしゅんせつ工事を要望しておりますが、柳瀬川、黒目川ともに堆積土砂が少量であるため、現時点で実施予定はないとのことでございました。しかしながら、埼玉県では令和元年度に柳瀬川の志木市の高橋から下流へ300メートルの区間において、高水敷の樹木伐採、抜根及び土砂3,000立米の撤去を行いました。また、令和2年度にはさらに下流の500メートルにつきましても同様の工事を実施いたします。本市といたしましては、引き続きしゅんせつ工事の実施を要望するとともに、高水敷の樹木の伐採、抜根及び土砂撤去についてもさらに範囲を広げて実施するよう要望してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  続きまして、内水氾濫対策の検討でございます。本市の方針といたしましては、学校や公園の敷地面積や大きい施設に浸透及び貯留施設の整備を検討するとともに、策定作業を進める新座市雨水管理総合計画の中で、雨水流出抑制施設の設置強化と貯留管や増補管、バイパス管の設置、また既存の調整池を有効的に活用するための排水ルートの設置を検討してまいります。その一つとして、現在学校の校庭に貯留施設を整備できるか、最適な候補地を教育委員会と調整しながら進めているところでございます。また、新座市雨水管理総合計画の中で、具体的な対策方法を定めるため、降雨シミュレーション等により複数の側面から技術的な検証を行っているところであります。このため、計画策定までに時間を要している状況でありますけれども、浸水被害の軽減を図るために着実に作業を進めていきたいと思っております。  1回目は以上でございます。    〔何事か言う人あり〕 ◎市長(並木傑) 12号線の推計人口ですけれども、8,526人増ではなくて、8,526人となる見込みということで訂正いただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 9番、鈴木芳宗議員。 ◆9番(鈴木芳宗議員) ご答弁ありがとうございました。  まず、(1)番、各駅間の区間の距離と試算額につきまして、こちらのほう、東京都のほうの都営の地下鉄の会社のほうから埼玉県の延伸に係る区間につきまして、その工事費用を東京都のほうで出さなければいけないのか、そういったことが議論されているかと思います。つきましては、やっぱり各区間、しっかりと距離を出していくこと、この各駅区間同士の距離と試算につきましては、今でもこれからでも十分にすぐ数字が出てくるものかと思いますけれども、特に都県境、そういう都県境を起点にした各駅区間の距離と工事費用、そういったところにつきましては、これからしっかりそういったところも細かく新座市の中で数字として残していくことで、これからの交渉に向かっては必要な数字となるかと思いますので、ぜひ細かい数字をしっかりと市役所内で検討、試算していただければと、随時の交渉をお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、(2)、(3)ということで、先ほど配っていただきましたまちづくり構想案というところですが、これを策定しましてから時間も随分たってまいりました。こちらの、現在まで例えば大学、医療施設、そういったところに対してアプローチや、こういった事業所が来てくれないかということにつきまして、何か交渉を行ったとかそういったことは今までありましたでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) まちづくり構想で想定をしております施設の誘致交渉の関係ですけれども、実際にはそのまちづくり構想を平成27年のときにつくって以降は、具体的に交渉ということではやっておりません。まちづくり構想をつくった時点で、特に大学等については広くアンケートを配布させていただいて、これは実現したら、進出する意向はあるかということで確認をいたしまして、その時点で、やはりこの地域については一定のポテンシャルがあるかなというところは確認できたところです。いずれもお話をする中で、これ駅ができるのですかという話をやっぱり頂くので、この後の検討というのは今の時点で来ますか来ませんかというよりは、その実現性をいかに高めていくかというところが大事かなというふうに思っております。なので、今問題になっている土地利用の在り方等についての検討を深めることで、それが具体的になってきたら、もう少し誘致する施設等についての検討とか交渉というのを進めていきたいと思っております。 ○議長(滝本恭雪議員) 9番、鈴木芳宗議員。 ◆9番(鈴木芳宗議員) ありがとうございました。  先ほどの初めの質問の中でもお話しさせていただきましたとおり、このまちづくり構想の変更もあり得るということでお話を伺っておりますが、ますます熟度を高めていくということがやはり重要視されているかと思いますので、様々な手法を検討していただきたいと思います。  その中で、米橋議員のほうのご答弁の中でも頂きました勉強会というものも開催しているということでありますけれども、そういったところの勉強会にどういった部署の方が参画して、今勉強会、研修会されているのかと。そういったところ、市役所内であったり、他の行政、例えば県であるとかそういったところに出向いての勉強会など、どういった感じで進まれているか、どういった部署が関わっているかというところにつきまして再度質問させていただきます。お願いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 総合政策部長。
    ◎総合政策部長(永尾郁夫) この近隣の3市1区で構成している協議会での勉強会ということですけれども、今年度開始いたしまして、メンバーといたしましては、構成員である新座市、清瀬市、所沢市、練馬区の3市1区の地下鉄の延伸を担当している部署の職員が検討している状況です。そこに県の交通政策課の方に来ていただいて、一緒に意見を交わすという作業をやっているわけですけれども、関係機関としてはひとまず次年度もこのメンバーでやっていきたいと思っていますし、その検討の中ではやはり特に新座市はそうですけれども、まちづくり、どう区画整理等につなげていくかというところが大きな課題になっていますので、これはもう既に随時やっているのですけれども、都市計画の部門の職員等とも連絡を取り合ったりとか、場合によってはそういった方々にも参加していただきながら、勉強会は進めていきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 9番、鈴木芳宗議員。 ◆9番(鈴木芳宗議員) ありがとうございました。  地下鉄12号線延伸促進室ということで設置をしっかりとされておりますけれども、そこにつきまして、さらに都市整備部といった方と一緒になって連携をとって、まちづくりの構想の熟度を深めていく、それがこの延伸に向けた実現には必要となってくると思いますので、勉強会に研修会など、しっかりと行っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、(4)番、スマートインターチェンジの件と(5)番、都市計画道路保谷朝霞線の延伸のことにつきましてお伺いさせていただきました。現状の確認をさせていただきました。こういったふうにしっかりと都市高速鉄道地下鉄12号線延伸に向けましては、やはりこのスマートインターチェンジと保谷朝霞線の延伸、これが核となるところもあると思いますので、十分に慎重にしっかりとした計画をつくっていただきたいと思います。  最後に要望とさせていただきますけれども、再度言わせていただきますが、交通政策審議会のほうで、何しろ新駅周辺の利用客増ということで、しっかりと方策をとってくださいということは言われておりますので、そういったところに向けまして、熟度を高める、そして地域の皆様の機運醸成、そこもつなげていただくようにお願いさせていただきまして、12号線延伸につきましては質問を閉じさせていただきます。  続きまして、柳瀬川、黒目川などの雨水災害対策などにつきましてということですが、今議会におきましても一般質問におきまして、多くの議員の皆様からご質問がありました。ただ、私気になるのは昨年10月の台風のときに、やはり多くの市民の方に携帯が鳴り響き、たくさんの不安を与えてしまった台風のことですので、初めての経験のことで、我々も市役所の中の皆様も大変ご苦労があったと思うのですけれども、この夏と秋を迎えるに当たりまして、まず6月辺り、7月辺りでゲリラ豪雨などが発生した際には、あれ、そういえば昨年のあのことはどうなっているのだろうということが必ずぶり返され、多くのお問合せもあるかと思いますので、県の事業であったり、内水氾濫対策につきましては工事が多額にかかったり、なかなか難しい工事があると思いますが、そういった発信しづらい部分、たくさんあると思いますけれども、ぜひとも様々な手法を用いまして、昨年とは雨水災害対策につきまして、新座市はこう変わったよということを市民の皆様にぜひ発信していただきまして、皆様の安心を守っていただくような、安心をつくっていただけるような情報発信をお願いいたしたいと思います。  先ほど貯留施設ということで、学校施設内、公共施設内の下に造るとかそういうお話を伺いましたが、私のほうでこの2月の選挙におきまして、ひとつ調整池の計画をしてはどうかとご提案させていただきまして、訴えさせていただきまして当選させていただきました経緯がございましたので、そこについてお聞かせ願いたいのですが、保谷朝霞線が道場地内を通るときに、通称安才田んぼと言われるところがあるかと思いますが、あちらのほうは大変広大な土地が残っているかと思いますが、そういった道路の整備があるときに、その付近に調整池の設置を検討する、そのようなことは考えられないでしょうか、お伺いさせていただきます。 ○議長(滝本恭雪議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 道場地内に調整池の整備ができないかというご質問を頂きました。調整池なのですけれども、河川のほうの能力を補完する施設としては、調整池ではなく、調節池という言い方になりますけれども、こちらについては、当然河川のほうの能力を補完する施設ということになりますので、河川管理者である埼玉県が設置するということになります。調整池となりますと、こちらについては、大和田二・三丁目地区の区画整理でも今現在工事中でございますけれども、何らかの開発行為等に伴って、その開発区域内に設置するものが調整池ということになります。ですから、この安才田んぼ周辺に、例えば今都市計画マスタープランですとかそういったことに位置づけられている、(仮称)道場公園、そういったものを設置する際は公共施設、公共事業ということで開発行為になりますので、そういったものについては、今の県の基準ではヘクタール当たりの基準があるのですけれども、その基準に基づいて調整池というのは整備することになると思うのですけれども、調節池、要は河川が、河川の能力を補完するものとなった場合、埼玉県が施行すると、計画するということになりますので、埼玉県がそういった例えば調節池の候補ということを探しているということであれば、そういったことで検討なり協力なり、そういったことは可能だと思いますが、今埼玉県は新座市内での調節池の整備というのは今のところ考えていないというのが実情でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 9番、鈴木芳宗議員。 ◆9番(鈴木芳宗議員) ありがとうございました。用語の調節池、調整池につきましてもありがとうございました。  私、小さい頃から黒目川沿いに住んでおりまして、手つかずの土地が道場地内に残っていて、振り返ってみると黒目川は朝霞市内間木から上流の東久留米市の中で黒目川流域に即したところでは、調節池を造る土地としましては、道場ぐらいしかないのかなというふうに見えるのです。なので、もし今後国のほうで、例えば昨年の5月に江戸川区で発表しました、ここにいては駄目ですというような、先進地となるようなハザードマップが配られて、大変大きな衝撃を皆さん受けていると思うのですけれども、首都圏の防災機能強化ということで、国のほうで何らかの方法で、各小さな1級河川におきましてもそれぞれで調節池を造っていこう、そのような話も出てくるかもしれませんので、ぜひ新座市内と申しますか、黒目川流域でできるのはもう道場かと思います。そういったチャンスがあれば、ぜひ手を挙げていただけるような機会を作っていただけないかなと思います。それが新座市民の皆様の安心、安全につながると思いますので、ぜひそういったご検討も今後のこれから決まる第5次新座市総合計画のほうでももしご検討いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(滝本恭雪議員) 以上で、9番、鈴木芳宗議員の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。   休憩 午前10時40分   再開 午前10時55分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩を閉じて再開いたします。 △島田久仁代議員 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、19番、島田久仁代議員の一般質問を許可いたします。  19番、島田久仁代議員。    〔19番(島田久仁代議員)登壇〕 ◆19番(島田久仁代議員) 19番、島田久仁代です。議長より発言の許可を頂きましたので、通告に従い一般質問を行います。2年ぶりの質問となり、大変緊張しておりますが、よろしくお願いします。  まず、初めに財政健全化について伺います。新座市の財政状況は平成26年に経常収支比率が95%となって以降、毎年高い数値が続いており、財政構造が極めて硬直化しており、今後令和12年度までの各年度において5億円から14億円程度の収支不足が続いていくと見込まれる危機的な状況にあり、財政の健全化は待ったなしの大きな課題となっています。市はこの厳しい財政状況からできるだけ早く脱し、財政の健全性を取り戻すため、平成30年9月に新座市財政健全化方針を策定しました。この方針では、経常収支比率の改善、具体的には令和3年度までに95%未満、かつ令和7年度までに県内市平均93%程度とすること、そして財政調整基金の積み増し、具体的には令和2年度末までに35億円とし、可能な限り積み増しを行い、財政調整基金本来の機能の回復に努めること、この2つの目標が掲げられています。この財政健全化方針に掲げられている目標を達成するためには、行政の効率化、スリム化、また全庁的な事務事業の見直し、そして財源の確保の取組をさらに進めていく必要があります。令和2年度の予算編成は、財政健全化方針にある令和2年度末までに財政調整基金を35億円とする目標を達成するための第1ステップの予算であり、財政健全化方針の成否は令和2年度予算にかかっているとも言えると考えます。昨日の本会議で、令和2年度の一般会計予算、各特別会計予算は原案どおり可決されましたが、この予算編成に当たっては厳しい姿勢で編成作業に臨まれたことと存じますが、具体的にどのような取組を進め、改善策を実行されたのでしょうか、お伺いをいたします。  2点目、性的少数者(LGBTQ)に関する取組について。性的指向・性自認に関して、LGBTQと呼ばれますが、Lはレズビアン、女性同性愛者、Gはゲイ、男性同性愛者、Bはバイセクシャル、両性愛者、Tはトランスジェンダー、出生児の性別と異なる性別で生きようとする人、Qはクエスチョニング、自分の性の在り方をはっきり決められない、迷っている人のことを指しています。昨今多様な性の在り方を理解し、平等な社会を目指す動きが高まっています。特に東京2020オリンピック・パラリンピック大会を前に、LGBTQを初めとする性的マイノリティーに配慮した施策に取り組む自治体が増えてきました。また、令和元年第4回新座市議会定例会において、新座市におけるパートナーシップの公的認証及び性的少数者に対する諸問題への取組に関する陳情書が全会一致で採択をされました。  まず、1点目、LGBTQへの支援、配慮を計画的かつ長期的に推進するため、第5次新座市総合計画、また第4次にいざ男女共同参画プランへの位置づけが必要と考えます。LGBTQを理由とする差別の禁止や誰もが住みやすいまちづくりの推進のためには市の窓口対応、教育、福祉、人権啓発など、多くの部門にわたる長期的な取組が必要なことから、来年度策定される2つの計画への明確な位置づけを求めますが、市の考えを伺います。  2点目、市職員、教職員のLGBTQに対する理解促進に向けた取組について伺います。LGBTQについて、正しい理解を学ぶ機会が少ないため、また適切な支援を行うためにも基礎知識や社会的課題を学ぶ機会が必要と考えますが、どのような取組がされているのか伺います。  3点目、児童・生徒のLGBTQへの理解促進、LGBTQの児童・生徒に対する支援について伺います。クラスに必ずいると言われている当事者の児童・生徒を傷つけないためにも、また非当事者が加害者にならないためにもLGBTQに関する正しい知識を身につけることは大切だと考えます。また、LGBTQ、当事者の児童・生徒については、不登校になりやすいことや、虐待や性被害に遭いやすいことも指摘をされています。さらに、性別違和を感じている児童・生徒にとってはトイレや更衣室、制服などが大きな苦痛となり、自己肯定感の低下につながる原因となることも言われています。当事者の児童・生徒に対しては、きめ細かい支援が必要と考えますが、市の考えを伺います。  4点目、LGBTQに関する相談窓口の設置、または民間支援団体との連携について伺います。日常生活において、LGBTQ当事者や家族、友人、職場関係者などから抱える悩みを相談できる窓口が必要と考えます。市での設置が困難な場合は、LGBTQに関する支援団体や弁護士会、精神科医師や臨床心理士などによる相談窓口におつなぎするなど、民間支援団体との連携を図ることについてお伺いをいたします。  5点目、パートナーシップ制度の導入について伺います。法律上の性別が同性同士であるカップルは婚姻ができず、婚姻しているカップルと同様に生活していても法律上は他人として取り扱われます。公営住宅への入居要件が認められない、民間住宅への入居に支障が出る、医療機関で面会や病状説明を拒まれるなどの不利益が生じていると言われております。公の機関である自治体がその関係性と存在を認めることは社会に認められていることにつながり、また市民や事業者ヘの啓発はLGBTQの方々の生きづらさや困難を解消する大きな力となります。埼玉県内では、さいたま市が今年4月1日にさいたま市パートナーシップ宣誓制度を導入することが決定をしています。また、川越市、越谷市でも制度導入に向けての準備を進めていると仄聞をしております。新座市におきましても制度導入を実現していただきたいと考えますが、市の考えを伺います。  3点目、次期指定管理者候補者の選定について伺います。令和3年3月31日に指定期間が満了となる施設、総合運動公園及び栄緑道並びにスポーツ施設、ここは現在公益財団法人新座市体育協会が指定管理者、新座市営墓園、ここは新座メモリアルグループが指定管理者、そして新座駅周辺自転車等駐車場、ここは公益社団法人新座市シルバー人材センターが指定管理者、また野火止公民館及びふるさと新座館ホール、ここは株式会社セイウンが指定管理者となっていますが、それぞれの次期指定管理者候補者選定の考え方、そして選定スケジュールについてお伺いをいたします。  最後に、各種選挙の執行について。まず、1点目、令和2年2月16日執行、新座市議会議員一般選挙の投票率について伺います。今回の投票率は33.87%という結果でした。前回は40.66%でしたので、6.79ポイントも下回ってしまいました。正直予想以上の落ち込みに私自身大変驚き、またショックを受けたというのが正直な感想です。選挙管理委員会は、この投票率についてどのような見解をお持ちでしょうか。また、様々な取組はされているとはお聞きをしておりますが、投票率向上に向けた取組についてお伺いをします。  2点目、市のホームページの新座市議会議員一般選挙情報について伺います。新座市議会議員一般選挙情報、投票の結果、開票の結果の発表に時間がかかりましたが、その原因と改善策についてお伺いをいたします。  3点目、共通投票所について伺います。今回の市議会議員選挙において、機会を捉えて投票に行ってくださるようお願いをしてまいりました。その際、特に大和田地域では新座駅北口土地区画整理事業により移転された方から、「投票所が大和田小学校だったのに、坂下の大和田公民館に変更された。高齢のため、坂道はつらい。何とか今までどおり大和田小学校で投票できないか」との声を頂きました。また、投票日当日には新座市役所に行った方が投票区が違うと言われ、市役所で投票ができなかったとの声も伺いました。期日前投票であれば、どこの期日前投票所であっても投票することができますが、投票日当日だと事前に決められた投票区の投票でないと投票ができません。投票率の向上や有権者の利便性向上の観点から市内全有権者が誰でも投票できる共通投票所を市内全ての投票区に併設してはいかがでしょうか。選挙管理委員会の考えをお伺いいたします。  最後に、4点目、選挙公報掲載文の電子データによる提出について伺います。新座市議会議員及び市長選挙における選挙公報の発行に関する条例及び新座市選挙公報発行規程の改正を行い、選挙公報掲載文の電子データによる提出を可能にすることについて伺います。現在は文書での提出のみに規定をされておりますが、令和元年5月15日に公布された国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律による公職選挙法の改正により、選挙公報掲載文の電子データによる提出が可能となりました。ほとんどの立候補者がパソコンで原稿を作成していること、また印刷、配布までの時間短縮が期待できることなどから、電子データによる提出を可能にしていただきたいと思いますが、選挙管理委員会の考えを伺います。  以上、1回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、島田久仁代議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1点目、財政健全化についてのご質問を頂きました。新座市では、現下の厳しい財政状況を立て直すため、財政健全化方針を策定し、目標として掲げた経常収支比率の改善と財政調整基金の積み増しに向けて取り組んでいるところであります。この一環として進めている事務事業の見直しにつきましては、今年度は補助費などを中心に検討を行いました。大幅な見直しには至りませんでした。そのため、令和2年度の予算編成におきましては、依然として収支差が大きく、財政調整基金の取崩しに頼らざるを得ないという厳しい状況でございました。その状況には変わりがないということであります。市といたしましてもこのような財政運営を改善することは急務であると認識しております。今後も財政健全化に向けた取組を積極的に進めていきたいと思っております。  2、性的少数者、LGBTQに関する取組について質問頂きました。私のほうからの担当部分には順次お答えしてまいりたいと思います。  (1)、諸計画への位置づけについてのご質問を頂きました。性的少数者に関する取組につきましては、本市では差別のない人権が尊重された住みよいまちづくりを目指し、これまでも性的少数者をはじめとする様々な人権意識の高揚や相談体制の充実を図ってまいりました。つきましては、現在策定中の第5次新座市総合計画及び令和2年度に策定予定の第4次にいざ男女共同参画プランにおいて、男女共同参画社会を形成するための施策として、性的少数者等に対する意識啓発等を位置づけてまいりたいと考えております。  (2)、市職員、教職員のLGBTQに対する理解促進に向けた取組についてのご質問を頂きました。本市では、市職員に対しまして、平成25年度から人権啓発のリーダーとなる新座市人権啓発推進委員を庁内全ての部署に配置しまして、参加した研修会で学んだことを所属内の全職員に周知することによりまして、職員全体の人権意識の高揚を図っているところであります。性的少数者をテーマとした研修についてもこれまで平成26年度と平成30年度の2度にわたり開催し、当事者から話を聞くことによりまして、より効果的な啓発ができたというふうに考えております。引き続き、性的少数者に対する職員の理解促進が進むよう、今後も機会を捉えまして積極的に職員への啓発活動を実施していきたいと思っております。  (4)番、LGBTQに関する相談窓口の設置、また民間支援団体との連携についてのご質問を頂きました。現在本市では性的少数者に関する専門の窓口はございません。女性困りごと相談室や保健センターにおいてご相談を受け付けており、必要に応じて専門の窓口をご案内するなど、適切な対応に努めております。  また、埼玉県が策定をしました性的少数者、LGBTのための相談案内を記載したカードを人権推進課の窓口にて配布するとともに、市ホームページにおきましても相談窓口を掲載し、広く市民の皆様に周知を図っております。  なお、民間団体との連携につきましては、現時点では行っておりませんが、ほかの自治体の動向を見ながら、調査研究をしていきたいと思います。  (5)、パートナーシップ制度の導入につきましてのご質問を頂きました。導入することにより期待される効果等については、集中治療室へもし移送された際の面会が許可されることや、賃貸住宅での同居がしやすくなることが挙げられます。実際には医師会や不動産業者、また民間の機関、団体との連携によりまして、広範囲の圏域で実施することで、より効果が高まると認識しております。先進自治体の導入状況や課題をしっかり調査しながら、近隣市との連携も視野に入れまして調査研究を進めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。  3番、次期指定管理者候補者の選定についてのご質問を頂きました。指定管理者候補者の選定方法につきましては原則公募でございます。現指定管理者の実績等が良好な場合は、1回に限り指名することができます。また、指定期間につきましては、新たに制度を導入する施設の場合は3年とし、その後は5年としております。これらを踏まえ、市営墓園、自転車等駐車場並びに野火止公民館、ふるさと新座館ホールの3施設につきましては、5年の指定期間としています。選定方法につきましては、市営墓園、自転車等駐車場は公募とし、野火止公民館、ふるさと新座館ホールは現指定管理者への指名を予定しております。また、体育施設につきましては、平成25年度の制度導入から新座市体育協会を指定管理者として指名しております。このたび原則どおり公募とする旨、検討いたしましたけれども、同協会が指定管理者とならなかった場合、協会職員の処遇が課題となります。そこで、今回は引き続き指名としますが、当該課題の解決に向けまして、市と協会において必要な協議を進める期間として指定期間を3年とさせていただき、次回の更新時には公募が可能となるように進めていきたいと考えております。  今後のスケジュールにつきましては、6月頃に候補者の募集を開始し、その後公募のあった団体から提出書類の審査やヒアリングを踏まえて、10月下旬に候補者を選定、令和2年第4回新座市議会定例会において指定管理者の指定についてご提案をさせていただく予定でございます。  4、各種選挙の執行につきましてご質問を頂いております。私の答弁は、(2)、市のホームページの新座市議会議員一般選挙情報についてのご質問を頂きました。市のホームページで行っている選挙速報に時間がかかったことについてですが、市ホームページの編集システムでは、ページの更新処理を行ってから実際にページに反映されるまでに最速でも15分程度時間がかかることとなっております。これはサーバー負担を抑えるためのシステムの仕様となっているものであり、この時間を短縮することは現システムではできません。したがいまして、最新のものに替えますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。台風19号、昨年のあの一朝有事のときにもフリーズしてしまいました。このホームページではもう駄目ですので、早速取り替えていきたいと思います。よろしくお願いします。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 島田久仁代議員から2点についてご質問がございましたので、私からお答え申し上げます。  1点目のLGBTQに関する取組についてでございます。まず、教職員の理解促進に向けた取組について答弁申し上げます。  LGBTQを含めた性的マイノリティーと言われる児童・生徒はどの学校にも存在する可能性がございます。こうした児童・生徒を適切に対応していくためには教職員が正しい知識を身につけて、適切な対応を取ることが極めて大切だと考えておるところでございます。本市におきましては、LGBTQを含めて、児童・生徒一人一人の特性に応じた適切な対応ができるように、平成23年度に学級担任の対応マニュアルというものを作りまして、これは「こんなときどうする?」という対応マニュアルでありますが、これを作成しまして、各学校に配布をし、一人一人の担任が持っております。平成29年度には性同一性障がいの疑いがある子への対応を新たに作成をいたしまして、改訂をして、教職員への啓発を図っておるところでございます。また、特別支援教育コーディネーター研修会においても先ほど申し上げました対応マニュアル、「こんなときどうする?」を活用した研修を行いまして、教職員の啓発を図っておるところでございます。  平成31年には埼玉県教育委員会から「人権感覚育成プログラム第2集」が発行されまして、性的マイノリティーなど、新しい人権課題にも対応するような内容となっておりまして、小学校4年生から高校生向けの性同一性障害をはじめとした性的マイノリティーに関するプログラム、つまりこうしたことで授業を行いなさいというようなプログラムが示されております。これらのプログラムを教員に周知をして活用を促しているところでございます。  性的違和感を持つ児童・生徒ヘの対応ということでのご質問もございました。実は今から10年ほど前、「性同一性障害、8歳児童、小2の秋から女の子、埼玉の公立学校、性切替え容認」という新聞記事が大きく載りまして、毎日新聞に載りました。これは、本市での取組が報道されたわけですけれども、本市におきまして、生理学的には男子ではあるけれども、女子としての生活をずっと過ごしてきたと。小学校になっても女の子の服装で登校してきたわけですけれども、こうした相談がまず家庭相談室という、当時の市に寄せられて、私どものところにも相談に参りまして、専門医の助言も頂きながら、2年生の秋から女の子としてずっと過ごすということで、そういうふうに決めまして、小学校、中学校、女の子としてずっと生活をしてまいりました。その間この学校をはじめとして、様々な方々が温かく見守っていただいたということで、順調に成長して、高校も県の難関校に入学することができて、そこで心配された差別やいじめとかそういったものがなく過ごすことができたと。これは私どもの誇りでもあるし、周りの方々、子供たちを含めて、また保護者の方も中学校に行けば修学旅行という宿泊の行事もあったりするわけですけれども、そうした中にあっても周囲の方々が温かく見守っていただいたということは大変ありがたいことだし、こういうことはしっかりと教職員にも伝えていきたいなというふうに思っています。  実は、このことから平成23年の4月23日付で文部科学省は初めて性的マイノリティーに対する通知文を全国に発出いたしました。題名が「児童生徒が抱える問題に対しての教育相談の徹底について」というタイトルでありますが、中身は本市で起こった、こうした対応について深く共感をし、また全国でもこうしたことが起こったらば、こういうふうに対応しなさいというような通知文書でありまして、実はここにもありますけれども、こんなふうに書かれています。これは文書のタイトルは先ほど申し上げましたとおりでありますけれども、別添で、「男の子を女の子として受け入れることとなった性同一性障害の事例について」ということで、本市の事例がそこに示されていました。「受入れまでの経過 平成20年10月、小学1年生の男子児童の母親が自治体の家庭児童相談室を通じて市の教育委員会に相談を行ったところ、市教委から専門医への受診の提案を行った。平成21年2月、専門医において初診を受け、その後同年4月、その診断書を学校に提出し、配慮を求めた。学校長及び市教育委員会は相談、連携の下、同年7月、校長より専門医への相談を行い、その結果、同年9月、2学期より女の子として受入れを決定した」、こんなふうに書かれて、全国にこの通知文が出され、ここから学校での性同一性障がいの対応が始まったと言って過言ではないというふうに思います。  私どもは、こうした市の、あるいは学校の取組、あるいはまた周囲の保護者の取組を評価をし、これを後世にも伝えてまいりたいと思っています。性別の違和感を持つ児童・生徒は、今島田議員がおっしゃったように、自殺念慮や自傷行為、不登校に苦しんでいるという調査結果もあります。正しい認識を持つことで柔軟な対応が求められているわけでありまして、私どもはこうした今までの経験を基に多様性を認めるような、そういった社会をつくるための教育をしっかりと進めてまいりたいと存じます。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) すみません、もう一点ございました。  次期指定管理者候補者の選定についてでございますけれども、先ほど市長が答弁したとおり、任期満了に伴い、次年度指定管理者の候補者を選定するに当たりまして、教育委員会所管の施設としては、スポーツ施設及びふるさと新座館がございます。今回は、スポーツ施設は3年間、ふるさと新座館は5年間の指定管理期間として、いずれもこれまで同様、事業者を指名することになりましたので、継続性を持って施設運営がなされていくものと思われます。市長からございましたスポーツ施設の指定管理でありますが、公益財団法人新座市体育協会の職員の処遇につきましては、市長部局と調整を図りながら協議をしてまいりたいと考えておるところでございます。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(鈴木茂) 島田久仁代議員の選挙の執行についてのご質問についてお答え申し上げます。  4点のご質問があるわけですけれども、私のほうからは2点目を除いて、3点についてお答え申し上げます。  まず、令和2年2月16日執行、新座市議会議員一般選挙の投票率についてでございますけれども、今回の新座市市議会議員一般選挙の投票率につきましては、前回の同選挙と比較しまして、期日前投票所を4か所から5か所に増設したこと、期日前投票制度が浸透してきたことから、期日前投票所の投票者数は前回を上回る1万3,822人でありましたけれども、投票日当日は天候が荒れまして雨天となり、まさに投票所に出向く午前10時から12時頃、そして午後4時から7時頃に雨脚が強くなったことなどがありまして、また新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあってか、最終的には前回を大きく下回る33.87%という結果になってしまいました。大変残念であり、憂慮すべき事態と深く認識いたしております。  地方自治体の選挙の投票率の低下につきましては、全国的な低下が続いており、これを解消するような特効薬となる施策が見つからないことから、多くの自治体ではその対応に苦慮しているところが実情でございます。また、このような状況の中で、投票率の向上に向けた取組につきましては、選挙時啓発として選挙に関する情報をお知らせする選挙チラシの全戸配布、新座市明るい選挙推進協議会による主要3駅での街頭啓発、市内ポスター掲示場248か所へのホームページ、QRコードの表示などを行っているほか、常時啓発として、資料要求のありました年代別投票者数、投票率からも明らかとなっており、18歳から40歳代までの投票率の低下を改善することを目的として、昨年度から十文字学園女子大学と連携し、そして市内小学校の小学生を対象とした選挙啓発出前授業に取り組んできております。この選挙啓発出前授業に取り組むことで期待される効果につきましては、1つは将来の有権者である小学生に対しては、十文字学園女子大学の大学生が授業で教えてくれるということで親しみやすい環境を提供するとともに、早くから選挙の大切さを伝え、模擬投票などを通じて選挙を身近なものとして感じてもらえるように。  2つ目には、出前授業を受け持つ学生自身の年代層が非常に投票率が低いわけでございますが、まさにその世代の学生自身に改めて選挙について考えていただく機会となるということが2つ目として挙げられます。  3つ目には、児童の親世代である30歳代、40歳代の投票率の低い世代に対しては、出前授業を受けた児童が家に帰ってから授業のことをお話ししたり、親も参加する学校開放などに合わせて行う出前授業でございますので、その実施することによりまして、授業を通じて子供と一緒に投票所に行くなどの投票行動に結びついているというような効果が考えられております。いずれにしましても今後も他市の事例などを参考としながら、引き続き地道な選挙啓発事業に取り組んでまいりたいと思います。  3点目、共通投票所の設置についてでございますが、これまでの一般質問でも多くの方々からご質問を頂いているところでございますけれども、共通投票所の設置の一番の課題とされるのが二重投票の防止策であります。これに対応するためには全ての投票所をオンラインで結ぶ必要がありまして、光回線等の専用回線を引くための費用のほか、システムの改修費用など、多額な費用負担が見込まれます。また、停電やシステムの不具合などの非常時の対応や、データの喪失などへの対応にも課題として挙げられております。共通投票所を設置した実績のある自治体では、二重投票の防止のために共通投票所と各投票所で選挙人の投票状況を一致させるために、電話による確認を行うための専用の職員を配置したり、選挙管理委員会本部にもコールセンターを設置するなどして、多くの経費負担をしております。この確認、またこのコールセンター等、共通投票に関する確認作業の間に、投票に来られた方をお待たせしなければならないなどの課題も先進市の例では指摘されております。こうしたことから、多くの自治体では共通投票所の設置にはなかなか至っていないというのが実情であります。したがいまして、選挙管理委員会といたしましては、今後すぐに共通投票所を設置するという考えではなく、市内にバランスよく配置されている5か所の期日前投票所と35か所の投票区に再編した現在の体制で選挙を執行してまいりたいと思っておりますが、先進市の例なども今後も十分検討してまいりたいと考えております。  最後の4点目でございますけれども、選挙公報掲載文の電子データによる提出の関係でございますけれども、令和元年6月1日に公職選挙法が施行され、公職選挙法掲載文の電子データによる提出が可能となりました。公職選挙法が改正されて、電子データによる提出が可能となったということでありますけれども、新座市選挙管理委員会といたしましても令和2年2月16日執行の新座市議会議員一般選挙において、データによる提出ができないか、他市の状況など、情報収集をしておりましたけれども、先進事例が少ないことと、電子データの形式をどのようにするか、印刷業者との調整が必要なことなど、実施に向けては幾つかの課題も出てきております。そのため、電子データによる提出が可能となれば、立候補者も選挙管理委員会としても利便性が向上することは明らかですので、今後も引き続き他市の自治体の事例などを調査した上で、準備が整いましたら、現在は文書で提出することになっていることが明記されている新座市議会議員及び市長選挙における選挙公報の発行に関する条例の改正をお願いさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) それでは、1番目の財政健全化のほうから再質問させていただきます。  今回令和2年度の当初予算の編成においては、補助費の見直し等は行ったけれども、大幅な変更には至らなかったということですけれども、現在実施している各事業を総点検して、事業の必要性や妥当性を検証し、必要な見直しを図るというふうに財政健全化方針にはされていますけれども、今回そこまでされなかったというのはなぜでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 事務事業の見直しについてですけれども、財政健全化方針を策定いたしまして、その後課題となっていた扶助費等の見直しをまず最初にさせていただいて、そのときにやり切れなかった分ということで、今回は補助費等、団体、個人への補助金ですとか、あとは協議会等の負担金とか、そういったものについて検討させていただきました。それ以外の、そもそも見直しの対象にならないような経常的な事業ですとか、あるいは投資的な事業等については、都度予算編成等の中で検討しておりますので、なかなか成果が出なかったということで反省している部分はあるのですけれども、ここ2年間でおおむね全体の検討はできたというふうに考えています。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) 当然のことですけれども、財政健全化方針を実行に移して初めてその意味というのがあると思うのですけれども、着実に改善の歩みを進めていくべきだと考えますけれども、まずその認識についてお伺いをします。 ○議長(滝本恭雪議員) 財政部長。 ◎財政部長(遠山泰久) 財政健全化方針を平成30年の9月に策定をいたしまして、目標もしっかり立てて、そこに向けていろいろな検討を進めてきているわけですけれども、議員がおっしゃるように、なかなか思うように事業の見直しも今のところはまだ進み切っていないというのが実情だというふうに考えております。ただ、それは今後を考えると、やはり絶対に必要なことであって、毎年非常に厳しい予算編成をやっている中で感じることですけれども、要するに市税等を毎年経常的に入ってくる歳入を経常的な事業費に充てて、そこでほとんどなくなってしまうというか、その他の重要な臨時的な事業、道路改良等、そういったものになかなかお金を充てられないというか、それだけの余力がない状況が続いておりますので、今後小・中学校や公共施設等の大規模改修や災害等を考えると、やはり健全化を早く進めていかなくてはならないという認識は強く持っているところです。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) 本当に待ったなしの状況だと思います。特に令和2年度の予算に関しましては、私総務常任委員会でも申し上げましたけれども、今回新型コロナウイルスの関係があって、非常に歳入の部分、大きな影響があるのではないかということがもう既に考えられています。そのためにもやはり早急に改善策というのを打ち出していく必要があると思いますけれども、その具体的な目標、経常収支比率と財政調整基金の積み増し、これについては具体的な目標があるわけですけれども、それに向けて具体的な工程をしっかり持つ必要があると考えているのですけれども、やはりその実効性の担保というのがどのように考えられているのでしょうか。この令和2年度の予算編成においては、特に大きな変更はなかったということですけれども、早急に進めていく必要があると思いますけれども、その点はどのように考えられていますか。 ○議長(滝本恭雪議員) 財政部長。 ◎財政部長(遠山泰久) 島田議員のおっしゃるとおりだと思います。早急に改善をしていかなくてはならないものだと思っております。特に財政調整基金については、近隣3市と比べても非常に残高が少ない状況でありまして、この近隣の中でも非常に不安な要素がたくさんあるというふうに考えております。先ほど申し上げましたように、いろいろな今後の事業費を考えても、また不測の事態に備えるという意味でも早急に改善をしないといけないと思っておりますが。では、具体的な工程とかスケジュールというのが今のところはまだ確定はしていないところですけれども、いろいろ模索をしているのですけれども、やはり全庁的に意識を高く持って、その事務事業の総点検というものをしていかないと、なかなか難しいのだろうなと考えておりまして、どういった方法でその事業を見直していくかということは来年度早々にやっていかないと、年度末の財政調整基金の目標というものも全く絵に描いた餅になってしまいますので、早急にこれには取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) ぜひ早急に新年度に入りましたら、具体的な改善策を示していただきたいと思います。  また、財源の確保であるとか、あるいは経費などのデータと連動した第5次総合計画の実施計画となるように、今回令和2年度の当初予算には事業管理システムという予算が計上されておりました。財政健全化方針が着実に実現されるように、予算と連動した実効性の高い実施計画となるように強くお願いをするものであります。  また、令和2年度の予算執行に当たりましても常にこの財政健全方針の具体的な目標を念頭に置いていただきまして、先ほど具体的な改善策、早急に新年度に入りましたらお示しを頂きたいと思いますし、また執行においても改善の効果があらわれるように、また効果につなげていただけるようにぜひお願いをしたいと思います。  次に、性的少数者、LGBTQに関する取組についてお伺いをいたします。  まず、(1)の件については、意識啓発についてしっかりと計画のほうに位置づけていくということですので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  2番の市職員、教職員のLGBTQに対する理解促進についてですけれども、特に当事者の方がいらっしゃった場合、市にいらっしゃるお客様であるとか、あるいは相談に応じる方に対する啓発というのは行われていただいていると思いますけれども、実際同じ職場で働く方が当事者の場合、例えばトイレの問題であるとか、更衣室の問題であるとか、いろいろときめ細かい対応ですとか、あるいは周囲のまず理解が非常に大切だと思いますけれども、その点についてどのような取組がされているのか、取組を考えられているのかお伺いをしたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) 職員に当事者がいた場合の対応というご質問ですけれども、現状では職場の意識改革を図るための研修を行っておりますけれども、今後もっと踏み込んでということになりますと、例えばですけれども、市の人事担当部門が窓口になるかと思いますけれども、相談窓口の設置をしていくとか、今セクハラについては相談窓口を設けていますけれども、LGBTQに対しても相談窓口を設置して、困っていることを具体的に聞いた上で、それはもう個別の対応ということになるかと思いますけれども、そういったものをやっていくですとか、あるいは福利厚生上、同性パートナーを配偶者というような扱いで休暇ですとか手当ですとか、そういったものを創設できるのかどうか。この辺は共済組合等も絡んできますので、研究はしないといけないと思いますけれども、そういったものが想定できるのかなと思います。また、新座市は他市に先駆けてイクボス宣言というのをやっております。イクボス宣言では、職員の育児を応援するのと、職員の育成を図っていくというのはもちろんあるのですが、職場環境を整えていくという役割もありますので、例えばイクボスが率先してLGBTQの職員が働きやすい環境整備ができるように、イクボス研修のところで強化して理解を深めていくというのも考えられるかなと思っております。ハードの部分ですと、議員がおっしゃったとおり、トイレは今多目的トイレというのが整備されておりますけれども、更衣室とか救護室についてはちょっと課題があるかなと思っております。  以上です。
    ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) いろいろときめ細かく考えられているということで大変力強く感じました。当事者の方がカミングアウトするかどうかは、ご本人の意思というか、考えによると思いますけれども、やはりご自身の個性の一つだと思うのです。それを押し殺して苦しい思いをしている方がいらっしゃるのであれば、それを少しでも解消できるように、また自分らしく働けるような環境づくり、そういった受け入れ態勢というのをぜひお願いしたいと思います。  また、教職員の場合についてですけれども、これ当事者の方からお伺いをしたのですけれども、その方は教職員でいらっしゃって、もともとは女性で、その方が男性という性自認であったということで、最初は女性の教職員としてお仕事をされていたけれども、途中でやはり自分は男性として働きたいということで、学校長のほうにご相談をされたところ、それが認められず、一旦学校を退職したということを聞かれました。新座市ではないですけれども、ということがありました。そういったところからもやはり学校長の理解というのが非常に大きいと思うのですけれども、その点に関してはどのような取組がされているのでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 直接職員を監督する校長の意識というのが非常に大きいと思います。やはり私どもはいろんな機会を通じて、新座市では「こんなときどうする?」というのが非常に内容的にも性同一性障がいについて詳しく記述されている内容がありますので、こうしたものは当然校長は目を通していると思います。そして、また過去に様々なケースが新座市でもありました。NHKの「あさイチ」でも取り上げられましたし、「ウワサの保護者会」という番組、これは2チャンネルという、そこでも随分取り上げられたのですけれども、そうしたのをこういう先生方はご存じでありますし、新座市が今まで進めてきた、こうしたLGBTQに対する考え方というか、方針はこういう先生方はお持ちだというふうに認識をしておるところでございますけれども、さらに徹底するべく、いろいろな機会を通じて啓発を進めていきたいと考えています。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) ぜひよろしくお願いをいたします。  また、児童・生徒に対する理解促進ということはよく分かりました。新座市の場合は、本当に以前から先進的に取り組んでいらっしゃいますし、全国のモデルケースとしても有名でありますので、ぜひ引き続ききめ細かい支援をお願いしたいと思います。  また、相談窓口の設置については、民間団体との連携については研究をするということですので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  そして、パートナーシップ制度の導入についてですけれども、確かに広域での取組、特に病院でありますとか、不動産関係が主な課題ですので、それは近隣市との連携を図るということで、非常にそれは大切だと思いますけれども、今回新座市単独ではなくて、近隣と連携してということですけれども、では具体的にどのような場所でその近隣市と協議とか連携とかを進めていくのでしょうか。それをお伺いをいたします。 ○議長(滝本恭雪議員) 総務部長。 ◎総務部長(伊藤佳史) 近隣市との連携についてのご質問ですけれども、人権担当部門は4市でのつながりが非常に今強まっていまして、例えばLGBTQに関しましても4市でパンフレットを、啓発チラシみたいなのをつくっているのです。各市のゆるキャラが載ったようなもので、特色のあるものをつくったりもしておりますので、こうした風通しの良い関係を通じて、どこかで4市で相談しながら、いろんな協議の場がありますので、相談しながら導入についての検討が進めていければいいなと思っております。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) 担当職員の方の段階ではぜひお願いします。  あと、こういったパートナーシップ制度の導入というのは非常に首長の判断というのが大きいかと思います。この当事者あるいはそれを支援する団体の方々がいらっしゃるのですけれども、埼玉県内で市議会に対しての陳情であるとか、あるいは直接市長への、首長への要望活動も行っていらっしゃいます。そうしたところからぜひ市長には特に朝霞地区4市の市長会もありますし、そういったところで協議あるいは連携というのを進めていっていただきたいと思いますけれども、市長の考えをお伺いします。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。 ◎市長(並木傑) パートナーシップ制度は、東京都の渋谷区長がこの制度を導入するというようなことで新聞、テレビでも大きく報道されました。先ほど私答弁申し上げましたように、医療機関ですとか不動産の業界も連携していかなければ、市単独でやっても絵に描いた餅になるというようなところもありますので、実効性を高めるということであれば、広域的にやっていくことが一つのポイントかなというふうに思います。そういう意味で4市連携しながら、今後この問題につきましては研究、検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) ぜひよろしくお願いします。先日7月の市長選挙にも市長は出馬の意欲を示されました。特にその中でも多様性を認めるまちづくりということで非常に強く考えられていらっしゃると思いますので、そのうちの一つの姿勢のあらわれとして、このパートナーシップ制度の導入、ぜひ前向きにご検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  では、次に次期指定管理者の候補者の選定についてお伺いをいたします。既に先ほどお話を頂きましたけれども、特にスポーツ施設、体育協会の関係にちょっと絞ってお話をさせていただきたいと思います。第1回の指定管理者候補者選定委員会というのが1月24日に開催をされたというふうに聞いていますけれども、その会議の中ではどのような課題というのが出されたのでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 指定管理者候補者選定委員会の会議を今年度は少し早めまして、1月に第1回ということでやったわけですけれども、その中で特に確かにこのスポーツ施設については議論がありました。原案ということでは、公募というところからスタートしたわけですけれども、最終的に指名3年ということで結論に至った。課題なのですけれども、やはり市長から答弁があったとおり、体育協会の職員の処遇ということが十分検討されていないということで、それを考える期間として3年ということをお話ししたことと、それ以外でも指定管理をお願いするに当たってはやはり施設の老朽化対策とかがしっかりなされていないといけないということもあるかと思いますけれども、一部非構造部材の耐震化とかということについてもまだ実施できていない部分ありますので、そういったものも指定管理にかかわらずですけれども、早急に課題解決の必要があるなというような意見はありました。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) これまでの経緯を考慮しまして、公募とする場合はやはり体育協会の場合は職員の処遇についてなかなか解決策が見出せないでいる状況が続いてきているわけです。今回選定する考え方として、指名で3年というふうにお聞きをしましたけれども、通常指名だと5年というふうになっていると思うのですけれども、その3年とした理由をもう一度お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 市長申し上げたとおり、選定に当たっては基準を設けておりまして、一度ある事業者に指定管理者ということでお願いした場合に、実績が特に問題ない場合についてはもう一回指名5年ということで、基本的には10年間ぐらいのスパンがあったほうがいろんな雇用関係ですとか事業の継続性等考えると、メリットが大きいということで5年、5年、10年というところを考えているところですけれども、今回はちょっとそれとは別の視点で指名ということでさせていただきました。例外的な取扱いです。基本的には先ほど申し上げたとおり、今後については、公募という取扱いを基本ということでやっていきたいと思っておるわけですけれども、直ちにそれをやって、体育協会が取れば問題ないのですけれども、そうではなかった場合にはやはり処遇ということが以前から問題になっていましたけれども、それをどうするかという、市としてもどういった対応が必要なのかという議論が十分になされていない中で着手するのはちょっと問題があるのではないかということで、今回指名とするわけですけれども、ではその協議の時間がどれぐらい必要かということを考えたときに、5年設ける必要はないということも考えられますので、ではどれぐらいということで、3年程度が適当というふうに判断をしているところです。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) これまで特に職員の方の処遇というのは長年にわたってなかなか課題解決というのができなかったというふうに私は認識しているのですけれども、それを3年で、これまで課題とされている件についてはしっかり道筋をつけられるというふうに考えられているということでしょうか。 ○議長(滝本恭雪議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) これまでも内々で検討してきた経緯もありますので、3年の中でしっかり対応、検討していきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) 原則は公募というのは、私それは認識をしております。今3年間ということですので、体育協会の、特に職員の処遇、それから施設の老朽化対策はこれは別の問題かもしれませんけれども、しっかり行っていただいて、また体育協会との協議というのはしっかり丁寧に行っていただきたいと思います。  また、市長にお聞きしたいのですけれども、議事録をいろいろ読んだのですけれども、市長は市議会議員の時代から、平成20年頃から体育施設の指定管理者の導入については公募を積極的に提言をされていたというふうに受け取りました。視察なども行かれているということで、議事録を拝見しましたけれども、市長がこのスポーツ施設あるいはスポーツ振興について指定管理者に求めているもの、あるいは考え方というのをお聞かせいただければと思います。これがその次期の指定管理者の候補者選定に対する考え方にもつながると思いますので、併せてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 指定管理者制度、特に体育施設でありますけれども、他市の状況を見ますと、例えば東久留米市ですとか、三芳町ですとかいろいろなところを見ますと、株式会社の大手が運営をしているということで、大変利用者数も多いですし、様々な事業の工夫も、企業体が大きいわけでありますので、人材も社員もたくさんいるということで、いろんな魅力的な事業を展開されているというようなことで、やっぱり検討する必要があるなと私は常々思っておりました。しかしながら、議員ご指摘のとおり、体育協会の職員の採用された過去の経緯がありますので、一概に公募で大きな会社が通るというわけにもいかないのかなとも思いますので、この3年間の間に様々今まで検討してきたデータがありますので、今後協議をしながら、どういう形がいいか、再度研究はさせていただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) 繰り返しになりますけれども、やはり体育協会の職員の方の処遇、3年指名で、その後の3年後ということで、また職員の方が非常に不安を感じながらお仕事をされるということも好ましくないと思いますので、しっかりと3年間の中で職員の処遇については丁寧な協議を行っていただきますようお願いを申し上げます。  最後に、各種選挙の執行についてお伺いをいたします。投票率の件については、いろいろと取組はされているということで理解をしました。なかなか特効薬が本当にないなというふうに私も思っていますので、引き続き市議会としてもしっかりこの地方議会に関心を持ってもらえるように情報発信ですとか、そういった開かれた議会というのにも私たち自身も努めていかなくてはならないというふうに改めて感じております。  それから、ホームページの件です。選挙情報についてですけれども、システムそのものを前倒しして改修等々を考えていくということでよろしくお願いします。  今回SNSの活用がなかったと思うのですけれども、割とSNSだと開票結果、手書きの票数、途中経過などを写真で撮って、すぐSNSでアップすることも可能だと思いますけれども、そういったSNSの活用については何か検討はありますか。 ○議長(滝本恭雪議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 選挙速報の公開ですけれども、現在議員がおっしゃるとおり、ホームページで行っておりまして、ちょっと時間がかかる等の不都合も生じているので、それはそれで対応していきたいと思っておりますけれども、併せていろんな場面でSNS、ツイッター、フェイスブックについては活用しておりますので、これについても効果があると思いますので、導入に向けて検討していきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) ぜひよろしくお願いいたします。  共通投票所についてですけれども、すぐには設置する考えはないということですけれども、まずシステムの改修費用が多額にかかるというご答弁でしたけれども、何か試算等をしていらっしゃるようでしたら教えていただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 選挙管理委員会事務局副局長。 ◎選挙管理委員会事務局副局長(高村俊晃) 共通投票所の試算でございますけれども、現在使用しております投票管理システムの改修費用といたしまして約660万円、各投票所をオンラインでつなぐためのネットワーク構築のための初期費用が約460万円、市役所の選挙サーバーと全ての35投票所をつなぐための専用回線を引くための費用として約1,800万円が必要となります。この最後に申し上げました専用回線を引くためには、各投票所に光回線がつながっていることが前提となりますので、投票所によりましては光回線を引く工事が別途必要となりますけれども、この費用につきましては、工事を行うことが前提でないと見積りが出せないことから、詳細はつかんでおりません。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 19番、島田久仁代議員。 ◆19番(島田久仁代議員) 3,000万円以上がかかるのかなというふうに今お聞きをいたしました。それを高いと見るか、安いと見るかだと思いますけれども、費用の面だけではなくて、いろいろセキュリティの問題とかもあって、なかなか全国で進んでいないというのが実情だとは認識をしておりますけれども、とはいえ、やはり有権者の利便性の向上ということと、あとは本当に高齢化もしている高齢者の方々が本当に行きやすい投票所に行けるということもこれから非常に重要になってくるのかなというふうに感じました。また、若い世代の方々、今回資料を出していただきましたけれども、今まで若年層の方が低投票率ということが言われていましたけれども、今回資料を拝見して、一概に若年層だけではなくて、もう全体的に投票率が低いなということも分かりましたから、やはりそういった高齢者の方々あるいは本当に様々な年齢層の方々の利便性の向上、あるいはどこに行っても自分が行きやすいところで投票できるというようなことが投票率の向上にもつながると思いますので、いろいろとシステム上の問題ですとか、あるいはセキュリティの問題があると思いますけれども、ぜひ先進事例を調査研究していただいて、導入に向けて検討を一歩一歩進めていっていただければと思います。  それから、最後に選挙公報の関係の電子データによる提出については、条例改正も含めて、前向きに検討していただけるということですので、7月の市長選に間に合うか分かりませんけれども、それは間に合わないですか、本当にこれ結構この時代にアナログで、文書で提出をして、立候補者の皆さん、非常にご苦労されている一つだと思いますので、ぜひ改善をお願いしたいと思います。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(滝本恭雪議員) 暫時休憩いたします。   休憩 午後 零時08分   再開 午後 1時11分 ○議長(滝本恭雪議員) 休憩を閉じて再開いたします。 △高邑朋矢議員 ○議長(滝本恭雪議員) 続いて、10番、高邑朋矢議員の一般質問を許可いたします。  10番、高邑朋矢議員。    〔10番(高邑朋矢議員)登壇〕 ◆10番(高邑朋矢議員) 10番、高邑です。3か月ぶりなので、不慣れな点があるかと思いますが、よろしくお願いします。  最初、公園についてです。今回市長の施政方針に合わせて、基本30代の子育て世代であったらという感じで質問したいと思いますので、よろしくお願いします。私は今60代の子育て世代ですけれども。新座市内の児童公園のほとんどが小・中学生のボール遊びが禁止されています。優先時間をつくることで子供たちが自由にボール遊びができる公園を増やすことを提案します。  また、ボール遊び禁止の貼り紙が公園の樹木に貼られていますが、非常に見苦しく、市民の憩いの場である公園にはふさわしくありません。すぐに撤去すべきです。市長の見解を伺います。  スライドをお願いします。これ野寺の公園なのですけれども、これは本当はオンサイト施設のほうで見せるはずだったのですけれども、ここに「ボール遊び禁止」という貼り紙があります。これは栗原公園ですね、多分。「ボール遊び禁止」があります。それから、こういう貼り紙、これは石神のどんぐり公園です。ありがとうございます。こういう貼り紙があるわけです。自分が30代の子育て世代だったら、やはり子供たちが自由に遊べる公園が欲しいと思うのです。今回は、とにかく時間的な優先時間を決めてやったらどうかという、そういう提案です。栗原公園では、お年寄りのゲートボールが許可されていて、子供たちのボール遊びは許可されていないということで、子供たちはかなり疑問に感じていまして、私も大いに疑問を感じたわけですけれども、結局子供たちが学校に行っている間、お年寄りは自由に遊んでいただいて、幼児も自由に遊んでいただいて、子供たちが学校から帰ってきたら、これはもう子供たちの時間ですので、お年寄りはもちろんいてもいいけれども、子供たちが優先という形でやることはどうでしょうかという提案です。お金全くかからないし、129億円もかかりませんし、ただでできる施策ですので、ぜひやっていただきたいなと思います。  あと公園の貼り紙はちょっと見苦しいというか、樹木を大事にするという観点から見てもよくないことだなと思いますので、ぜひお願いしたいと思っています。  2番目、中学校の多過ぎる課題についてです。新座市の子供たちの学力は二極化しています。学力格差があることは市教育委員会も認めているのに、相変わらず膨大な量の課題を全生徒に提出されている現状があります。やらされる勉強ばかりさせられていると、脳が勉強嫌いになり、伸びません。その一方で、市教育委員会小・中学校に多くのパソコンを導入しようとしています。子供たちは、パソコンやスマホを利用した勉強を既に始めているのです。勉強法は子供に選択させるべきです。それが教員の多忙化の解消にもつながります。最近の教職員はブラックとやりがいのはざまで苦しんでいます。教職員の駐車場駐車料金徴収問題と併せて、市長と市教育委員会の見解を伺います。  これも子育て世代だったらと、やはり学力が高い市で子育てしたいと思うのです。前回の一般質問のときに、200ページとか300ページとか試験の前に課題が出されるという話を言いましたけれども、今はまたコロナの影響で学校が休みではないですか。そうすると、結構な課題が出ているのですけれども、これ理科便覧なのですけれども、国語便覧というのがあって、これ24ページ写してこいという、こういう宿題が出されているのです、ある学校では。考えるのではなくて、写すだけなわけ。1日1ページやればいいのではないかという話なのだけれども、この新座市の課題って本当に写す課題が多いのです。自分の頭を使って書くなら、まだ分かるのだけれども、写す。そうすると、私はユーチューブで勉強したいのだけれどもとか、もっと違う勉強したいのだけれどもっていっぱいいるわけです。もういろんな勉強方法あるわけで、今市教育委員会のほうでもそれを勧めている。勧めているのに、一方では書く。とにかく書く。  毎日家庭学習ノートを書くという宿題があるわけです。中学校はそれをやっているから、小学校も中学校に入ったらこういうのがあるから、家庭学習ノートを小学校でもやりましょうと、小学生も今やっているわけです。ずっとみんな机に向かって書かなくてはいけない。いろんな勉強の方法というのは、その子その子によって違うわけではないですか。それをずっと延々と変わらない雰囲気があるわけです。先生たちもかわいそうなのは、私だったら全く出さないという方向に行くと思うのですけれども、たたかれますから、やっぱり周りと違うことをやると。だから、何かきっかけにして、ちょっとこういうのはおかしいのではないのと。せっかくパソコンと言っているわけだから、いろんな方法があるのだから、例えば試験範囲だから、ここからここまでの範囲でいいよと。テストを見れば、結果、やったかどうか分かるわけです。やり方はもう任せればいいのに、我々の時代はそうであったのですけれども、今その試験範囲を決めて、その試験範囲をこうやって出しなさいと、レポート用紙に書いて出しなさいと、あるいはノートに書いて問題を写して書いて、答を書いて、丸をつけて、丸も、できた丸は赤丸で、できなかったところは青丸で直して出しなさいとかという、本当に細かいわけです。子供たちは本当にがんじがらめになってしまうので、これは学力が絶対上がるわけがない。30代の子育て世代の立場になってみると、やっぱり少しこれは問題ではないかなというふうに思うのです。  先生たちの駐車料金の問題は昨日も言いましたけれども、先生たちは821万円徴収されるわけです。市長、議長、教育長の公用車は1,779万円、これはやっぱり先生たちはかわいそう過ぎるなと思っていて、県の職員ですので、新座市に来ると給料が下がるわけです。これはやっぱり。先生たちの車は公用車だと思います。公用で来ているわけだから、学校に私用で来ている人なんかいるわけはないです。だから、やっぱり先生たちが部活動で行くときも公用車だし、出張で行くときも公用車なので、ぜひ我々の時代のように、元に戻していただけたらと思います。そのことは少しでも新座市に希望を出す先生が増えていくことにつながっていくと思いますので、学力向上と無縁だとは私は思っていません。ぜひ考えていただきたいというふうに思います。  保谷朝霞線についてです。2月12日に行われた埼玉県都市計画審議会で、都市計画道路3・4・1保谷朝霞線は継続審議になりました。これは、審議会のメンバーが市民の訴えに真摯に耳を傾け、継続審議すべきだと判断したと受け取れます。埼玉県都市計画審議会を継続審議としたことは非常に大きな意味合いを持ちます。埼玉県都市計画審議会の結果を市はどのように受け止めていますか。大型道路は溢水対策と逆行するものです。市こそ市民の訴えに真摯に耳を傾け、都市計画道路3・4・1保谷朝霞線の建設に慎重になるべきではありませんか。先ほど島田議員が財政は危機的状況であると言っていましたけれども、この道路を造れば400億円とか500億円とか、市はその10分の1は負担をしなければいけないわけです。危機的状況にあるわけですから、やっぱりちょっと考えなければいけないと思います。  それから、先ほど市長が国が最新のデータでやると言っていましたけれども、それはちょっと間違っていて、県の都市計画審議会で問題になったのが平成27年のセンサスと、この間石島議員も言われましたけれども、平成22年のセンサスで、馬場でも道場でも野寺でも本当に大体3割ぐらい1日の台数が減っているという、こういうデータがあるわけです。平成22年のセンサスを使って県が交通量推計を出しているわけです。それを平成27年にしてねというふうに言っているわけです。だから、国の最新データは平成27年センサスなので、今は平成22年のセンサスで出した交通量推計なのです。ですから、全くその道理にかなっていないと。  それから、東京都と埼玉県の都県境は、東京都は2万1,000台を予測しているのに、埼玉県は3万5,800台を推計していて、その乖離は1万4,000台以上なのです。そういうことを考えて、一番新しいのにしてねということを住民が訴えて、それに対して、県の都市計画審議会もそうだねと、これちょっとおかしいよねということで継続審議になったわけで、ぜひその辺を市のほうでもこれちょっとおかしいのではないと、住民の意向を酌んでやってくださいよということで、県のほうに言っていただきたいなと思います。市の主体性を住民は求めております。  次へ行きましょう。次、黒目川、柳瀬川の溢水対策についてです。昨年の避難勧告は多くの市民にとって溢水対策の必要性を認識させました。地球の温暖化が進み、いつ川が氾濫するか分からないのですから、大型事業、大型道路の建設より先に溢水対策を進めていくことは市民の生命と安全を守るためには当然のことです。オフサイト施設の建設には莫大な費用がかかりますから、オンサイト施設を数多く造っていくことが重要になります。市長の見解を伺います。  先ほど貯留管や増補管、学校などの貯留施設を検討しているということで、ちょっと安心したのですけれども、ただ今年度の予算を見ると、具体的なものは余りないわけですけれども、地球の温暖化が進み、いつ川が氾濫するかというのはちょっと行き過ぎで、とにかく世界中大きな気候変動があるわけだから、いつ起きてもおかしくない、それにやっぱり備えなければいけないと思うのです。ゲリラ豪雨はもちろんですけれども、とにかく避難勧告を出したということは非常に大きなわけです、住民からすると。30代の子育て世代と考えた場合に、川が氾濫するような場所に、危険があるところに子供たちと一緒に家を買うかといったらやっぱりちょっと。黒目川はいい川で、アユが遡上してくると分かっていても、いや川は氾濫する、避難警告が出たよ、避難勧告が出たのだよということになると、それに対して、やっぱりちゃんとした対策をつくっていると、立てているというのであれば、では行きましょうという話にもなるかもしれないけれども、いやいや、どうなるか分からないよということになると、とにかくこの間は石神だとか栗原だとか野寺とかで来たわけだから、その下のほうはもっと危ない感覚ですよね。保谷朝霞線は大きな雨どいだというふうに考えると、本当に溢水対策と逆行しているわけだから、ぜひそのことを考えていただきたいなというふうに思います。  オンサイト施設のスライドをお願いします。オンサイト施設、これは野寺の公園ですけれども、オンサイト施設です。これの、同じ公園です。この公園がこんな感じで、これです。ありがとうございました。こういう公園を増やしていただけたらと思います。  次、PTAです。PTAが任意団体であることは、県教育委員会が各学校に通達しています。そして、任意団体なのですから、加入届があって当然だとも言っています。現在市内23校でPTAの加入届がある学校は何校ありますか。市教育委員会は加入届を書かせるように指導すべき立場にありながら、そう指導しないのはなぜでしょうか。市教育委員会の見解を伺います。  本来PTAは任意団体ですから、やりたい人が、あるいはできる人がやるべき団体だというふうに私は思っていて、ずっとこの問題を取り上げているのですけれども、やはり本当に困っています。今特にコロナの問題で全国的に突然雇い止めになってしまったとか、仕事がなくなってしまったというような人たちが出てきているわけですけれども、本当にみんなが専業主婦ではもちろんないし、アルバイトで生計を立てている人もいるし、本当にいろんな仕事の形態があるわけです。その中で、なるべく学校に協力しようということで、みんなPTAに参加するのだと思うのです。だけれども、PTAの役員になったら、もうこれはPTAが優先みたいな雰囲気になってきたり、そういう実態を私は見てきているので、ぜひやはりこれを機会にPTAの在り方について考えていただきたいと。市教育委員会が指導的な立場でPTAを見ていただきたいというふうに、県教育委員会はそういう通達を出していますので、市教育委員会もぜひお願いしたいと思います。  6番です。置き勉、通学バッグについて。小・中学生たちが置き勉禁止でつらい思いをしています。成長期の子供たちに重いバッグを強制的に持たせることは虐待にもつながります。特に中学生たちの負担が心配です。  第六中学校の1年生は、通学バッグが自由になりました。両手が自由になることで通学時の安全性が増しますし、親の経済的負担も減るので、一石二鳥です。第六中学校は、女子生徒のズボン着用も認めました。すばらしいことです。全小・中学校で置き勉禁止をなくし、全ての中学生たちの通学バッグを自由にし、服装や細か過ぎる校則も規制緩和していくことを提案します。市長と市教育委員会の見解を伺います。これも30代の子育て世代の立場で見ると、自分の子供たちができたら通学は安全にしてほしいし、楽な形で、あまり重たいものをずうっと、必要あるものを持って帰ってくるのはいいのです。だけれども、学校に置いてはいけないからという理由で物すごく重たいものを毎日背負わされていると。バッグも指定になってくると、片側からかけたり、手で持ったりというようなこともあるので、第六中学校はすごく合理的だと思います。今1年生だけみたいですけれども、やはり自分の家であるものであれば、自分の体にも合っているでしょうし、量も自分で調整できるし、やはり自分で選択させるとかということは、私はすごく大事だと思っていて、何でもかんでも学校から全部持って帰れというのはちょっとおかしいなと思っています。  服装に関しては、第六中学校は本当に画期的に全国に先駆けて、私の時代も実はズボンで通っていた女の子がいるわけなのですけれども、もう大々的に、そのときは担任の教科だけでやっていましたから、それは学校を挙げて、それはオーケーだよと、こういうふうに言えるということはすばらしいことだと思います。ぜひ広めていただきたいと思います。  次、集会所の予約について。新座市民の税金で建てた集会所は全新座市民のものです。集会所を管理委託している町内会が優先的に予約できる今の仕組みはどうみてもおかしいと思います。全新座市民が平等に予約できるような仕組みにすることを提案します。市長の見解を伺います。  町内会は3か月前に予約できて、一般市民は1か月前ということで、市民の税金で建てたのになぜというところです。町内会のお金で建てたのであれば、それは町内会優先だろうし、好きに使っていいと思うのだけれども、全新座市民のお金で建てたものを全新座市民が平等に使えないというのはどうみてもおかしいと思うのです。そもそも集会所というのがどういう目的で建てられたのかということを踏まえて答弁をしていただきたいと思います。ちょっと時間的余裕が出てきました。  次、駐車場出入口の警備について。新庁舎になり、新しい立派な駐車場ができましたが、駐車場出入口の警備員の評判がよくありません。市役所の玄関なのですから、市民に対して丁寧な対応ができるよう、しっかりと教育された人材を配置すべきです。市民の税金で雇っているのですから、市民に笑顔で対応ができ、かつ安全に誘導できる警備員であってほしいものです。市長の見解を求めます。  本当はこんな質問はしたくはなかったのですけれども、毎日のことなので。それで、割かしあまり頭にこないほうなのですけれども、こればかりは本当に毎回来るたびにちょっとかちんとくるわけです。基本的に指示しか出さない、あっち行けよという。それで、もう分かっていると思うのですけれども、結構渋滞が起きてしまう、いることで。いなければスムーズに行けて、自分の判断で行けるのに、本当に市長は見れば分かると思うと思いますけれども、とにかく早く行けよ、早く行けよと、こういう指示。それで、頭なんか絶対下げないし、笑顔なんか全然ない。資料を頂いたのですけれども、資料の中に、皆さんのお手元にもあると思うのですけれども、業務従事者は礼儀正しく、品行を慎み、来庁者に対しては懇切丁寧を、全然懇切丁寧でも何でもない。ひばりが丘にライフというスーパーがあるのですけれども、物すごく親切なのです。いつも笑顔で、本当にそこへ行って研修してほしい。彼らが悪いというのではなくて、研修をさせていないほうが悪い、それをずっと放っておくほうもおかしいと私は思います。  次、市議会議員選挙について。今回の市議会議員選挙の投票率は33%と、前回の40%を大幅に下回りました。全市民の3分の1しか投票しなかった現実を選挙管理委員会はどう捉えていますか。この投票率の低さは、期日前投票からも予想できたことでしょうか。無効票が638票もありましたが、その内容はどのようなものだったでしょうか。また、年代別の投票率も伺いたいと思います。特に18歳以上の高校生にも投票権が与えられましたが、高校生たちの投票率はどうだったのでしょうか。立候補者に配布されるポスター、掲示板の地図ですが、35地域を示す番号に統一性がありません。地域を考えて作り直す必要があるのではないでしょうか。市の見解を伺います。  これはさっき島田議員も質問したので、大体のことは分かったのですけれども、やはり若い人たちの投票率がすごく低いのです。若い人というのは、私から見ると若い人で、結構いい年をした人、40代が全然、29.44%とかって、40代前半は27%ですから、35歳とか30代の後半は24%とか、30代の前半は19%とか、おまえらやる気あるのかというぐらいな数字ですよね。私これ新座市だけがこうなのかと思って、ほかの市も比べたら、朝霞市は31.43%で、新座市より低い。和光市は38.17%、志木市は39.58%で、その前の新座市は40.66%で、新座市民、意識高いのではないと、逆に思っていた。そんな数字が一気にがくんときたので、大ショックだったわけなのですけれども、ぜひ。白票が結構あるわけです。白票って私たちに責任があるのかなというか、私らに魅力がないから、白票があるわけだから、これは私らにかなりの責任があるなと私もこれまた思うわけなのですけれども、ぜひ投票率を高めたいなと思いました。  せっかく新座市は子ども議会とかもあるし、さっきの話に戻ってしまいますけれども、ボール遊びのことが出たりしたわけです、子ども議会で。公園でボール遊びさせてくれと。そういう子供からの意見が出たら、分かりましたと言って変えると、政治って面白いなと子供が関心持つかと思うのですけれども、議会で何を言っても全然変わらないと、何か政治って駄目なのだなと。子ども議会というのは名ばかりで、議員として発言しても何も変わらないなというふうに思ってしまうので、ぜひそういう子ども議会なんかも言ったことは少し変えていくような、そういう柔軟さが欲しいなと私は思いました。  最後になりましたが、コロナウイルス対策についてです。コロナウイルスの猛威が止まりません。市民のために市独自で検査キットを購入し、保健センターなどの市の施設をはじめ、市内の病院で検査する仕組みができないか伺います。どうも仕組みを聞いているとできなさそうなのですけれども、クラボウが3月12日に新型コロナウイルス感染の有無を目視かつ15分で行える抗体検査試薬キットを3月16日に販売すると発表したという、そういう情報が出ているのです。10検体分で2万5,000円、1回やると2,500円。私は、最初は検査をして、とにかく早く見つけて、早く治してということが一番大事だと思っていたのですけれども、今もし検査するとすごい人の数が出てしまって、全部病院に隔離されたら、病院が医療崩壊を起こすのではないかということもあるので、何とも言えないのですけれども、ただ調べたい人は多分たくさんいると思うのです。もしこういうことが各自治体で可能なようであれば、ちょっと考えてみてほしいなと思います。国の仕組みがどうも駄目そうなので、駄目という答弁が来るのでしょうけれども、でも考える価値はあると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  1回目、終わります。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、高邑朋矢議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、公園についてのご質問を頂きました。公園でのボール遊びにつきましては、過日辻議員の一般質問においてご答弁申し上げました。公園利用者の安全確保及びボールの飛び出しによる近隣への迷惑を防止する目的で原則禁止としております。それでもネットを越えるボールが家屋や車を破損する事故や、深夜までボールを蹴る音など、近隣のお住まいの皆様には切実な問題が生じております。このような状況で近隣の皆様からご理解を得ることが困難であるため、ボール遊びができる公園を増やしていくことは現状難しいと考えております。  なお、ゲートボールや体操等で公園の一部を長時間使用する団体につきましては、小・中学生の利用が多い時間帯は使用を控えていただいております。それぞれの利用者が優先して使用できるよう努めております。  また、公園内の注意看板につきましては、景観に配慮した設置を行ってまいります。  2、中学校の多過ぎる課題のご質問の中で、職員の駐車使用料についてご答弁を申し上げたいと思います。新座市では、適正な財産管理の観点から行政財産の目的外使用について、新座市行政財産の使用料に関する条例を制定し、使用料を徴収しております。この条例に基づきまして、基準要綱を別に定め、各公共施設に自動車で通勤する常勤職員、再任用職員、非常勤一般職員、臨時職員、教職員及び非常勤特別職及び管理業務に従事する者全ての職員を対象に駐車使用料を徴収しておりますので、ご理解を頂きたいと思います。  3、保谷朝霞線についてのご質問を頂きました。2月に開催された埼玉県都市計画審議会において、都市計画道路保谷朝霞線の都市計画変更に係る議案が継続審議となったことは本審議会で慎重にご議論頂いた結果だと受け止めております。市といたしましては、埼玉県に対し、今回の審議会で出されました疑問や意見を真摯に受け止めていただくとともに、継続審議に対する早期対応を求めてまいりたいと思います。
     4、黒目川、柳瀬川の溢水対策についてのご質問を頂きました。河川の氾濫防止対策や溢水対策を早期に進めるためにはオンサイト貯留施設のように、降った雨水をその場にためる方法は効果的と言えます。特に学校の校庭のような広い面積を有しながら、流出箇所をせき止めるだけで地表面に雨水をためることができる場所は最適な場所と言えます。しかし、地表面に雨水をためることで、校舎や体育館、体育倉庫、または校庭の利用が制限されます。また、施設の条件によっては整備費や貯留量が大きく変わることから、現在学校の中で最適な候補地の選定を教育委員会と調整をしておりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  6、置き勉、通学バッグにつきましては、教育長のほうからご答弁をいたします。  7番、集会所の予約についてのご質問を頂きました。集会所の貸出しにつきましては、この集会所条例規則によりまして、利用の申請許可に基づいております。その中で町内会が管理する集会所を利用計画に基づき利用する場合は先行して利用申請できる形態になっております。集会所には本来地域コミュニティの拠点としての位置づけがあり、特に地域の中心として、地域の安全安心を守る活動をはじめ、地域活性化のための様々な活動を行っている町内会の活動を対象に、平成11年7月から優先利用の規定を設け、今日に至っております。全市民が平等に使えるような仕組みかと議員からご指摘いただいておりますけれども、町内会の規模や活動内容を考えますと、先行して予約ができるようにすることは集会所の設置目的に合った取扱いだと認識しております。市といたしましては、今後も町内会活動が円滑に進められるよう、ほかの申請に先行して、町内会が利用申請できる形態を続けていきたいと思います。ご理解を賜りたいと思います。  8番、駐車場出入口の警備員についてのご質問を頂きました。駐車場出入口の警備員は、警備会社に委託しており、かねてから対応のよい警備員を継続して配置するようお願いしているところであります。ご指摘いただきました点は改善するよう指導してまいりたいと存じます。  10番、コロナウイルス対策についてご質問頂きました。荒井議員にもご答弁申し上げましたけれども、新型コロナウイルスの検査は、渡航歴や患者との接触歴などから、都道府県または県が認めた医療機関が必要と判断した場合に検査が行われるため、市が検査を行うことはできません。また、国では迅速検査キットのできるだけ早い開発の支援に努めておりますので、体制が整うまでもうしばらくお待ちいただきたいと思います。  私のほうからの答弁は以上でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 高邑朋矢議員から3点についてご質問がございましたので、私からお答え申し上げます。  1点目、中学校の多過ぎる課題という質問でございますが、学習課題の量や内容について一律に多いとか少ないとかを判定するのは大変難しいと考えておるところでございます。教師は、学力差にかかわらず全ての生徒にあるいは児童・生徒に必要な知識、技能を定着させるために適度な、負担とならないような配慮をしながら課題を出しているというふうに思います。そのために、理解度の高い生徒は短時間で終了する、そうでない子は多少時間がかかるというような差は出てくることは考えられるわけであります。しかし、だからといって、では量や内容をその子一人一人の能力に応じて出せばいいかというと、やはりそれも様々な支障が起きてくるだろうということが予想されるわけです。やっぱり教育の機会均等ということを考えれば、同一の課題を出していくのが順当であろうというふうに私どもは考えておるところでございます。授業においては、能力、力に応じた課題の出し方というのがあろうかと思いますけれども、家庭学習の課題については同じような形で出しているというふうに思います。  今言われたような、何か何十ページも及んで、ただ写すだけという、ちょっと考えられないような例が出されましたけれども、やはり課題一つ一つの出し方についてもしっかりと研究をして、子供たちの力が定着するような、そういう出し方が賢明だと思いますので、それは学校に指導してまいりたいと思います。  次に、PTAについてでございますが、PTAにつきましては、高邑議員から何度も同様のご質問を頂いております。前回もお答えしたとおり、PTAにつきましては、学校ごとに組織された独立した任意団体でありまして、社会教育団体の任意団体に対する指示、介入、事業への干渉ということは社会教育法の第12条の規定によりまして禁じられておるわけでありまして、私どもがそれぞれの学校にあるPTAに対して、こうしなさい、ああしなさいと、こんなふうにしなさいというような指示を出すことは法的にも禁じられているということをご理解を頂きたいと思います。そうしたPTAをめぐる様々な問題あるいは皆さん共働きの状況になっていますから、昔とは違ったような環境になってきているわけで、それは環境に即したやっぱり改革というのが当然必要だと思いますが、それぞれの任意団体が自覚をしながら、どうしたら軽減ができるかというようなことも含めて、改革をしていけばいいのではないかと考えているところでございます。  続いて、置き勉、通学バッグについてご質問がございました。各学校におきましては、学校に置いていけるものと持ち帰る必要があるもの、またそれぞれの児童・生徒が自主的に判断して任せるもの、そういったことで児童・生徒を指導しておりまして、私どもも学校訪問で各学校の全教室を回るのですけれども、それぞれの教室には随分いろいろな、例えば社会科資料集とか、そういったものがまとめられて、置く場所を作って置かれています。それから、例えば図画工作で使うような絵の具のセットだとか、そういったものも学校に置かれています。ただ、スペースが、何でも置けるというスペースはございませんし、またプライバシーを確保するだけの個人用ロッカーもないわけですから、そういった大切なもの等についてはやっぱり持ち帰るということになろうかと思いますが、近年こうした学校に置いて帰るようなものが大変増えてきたということは言えるのではないかなというふうに思います。引き続き児童・生徒の負担軽減となるように学校に置ける教材、教具を増やせるように学校に対して指導してまいりたいと存じます。  それから、小・中学校の学校指定品について、バッグについてのご質問がありましたけれども、選択の幅を増やして、柔軟な対応を私どもは求めてまいりました。例えば中学校は通学用の運動靴は白でなければいけないというようなこともありましたけれども、白でなくても、今白だけ買うとなると、本当にどこにも売っていないというような状況で、学校指定品を扱う業者でしか買えないという、そういう状況があったものですから、やはり緩和をすると。そういったことで、今どこの学校もいろんな色の線が入ったり、いろんなシューズを履いてきています。特にだからといって、生徒指導上問題が起きたわけでもございませんので、そういう形で少しずつ柔軟に改革を進めているという状況でございます。  バッグについても第六中学校は自由化したということでありますが、その方向でそれぞれの学校が検討していくのではないかというふうに思いますが、学校指定品となりますと、在庫というのがあるのです。在庫を考えないで、勝手に変えてしまうと、業者が大変困ってしまうというようなこともあるわけで、そういったことも勘案しながら、学校はなるべく軽減するというような方向で進めているというふうに思います。  校則についても同様でありまして、時代に合わないような校則とか、あるいは人権上問題があるような校則とか、そういったものはしっかりと見直しを図っていかなければならないと思っています。中学校の場合は、十数年前に大変校内が荒れた状態がありました。校内暴力がはびこって、大変収拾がつかないような学校も出てきたような歴史があって、そうしたトラウマが支配をしているというのがあって、やはりもうそういう時代ではないし、新しい時代を目指して、学習指導要領も主体的、対話的、そして深い学びへというようなことを示しているわけで、国全体がそういう方向に行っているということをそれぞれの教員が自覚をして、子供の指導に当たっていければと考えておるところでございます。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(鈴木茂) 高邑朋矢議員の選挙に関する質問に順次お答え申し上げていきたいと思います。  今回の市議会議員一般選挙の投票率につきましては、さきに島田久仁代議員からの質問にもご答弁申し上げておりますところですけれども、33.87%という低投票率になり、委員会としては大変残念に思っておりまして、憂慮すべき事態と認識いたしております。期日前投票制度等につきましては、徐々に浸透してきており、前回を上回る1万3,822人の方の投票があったことから、期日前投票が進められている段階での委員会としての感触といたしましては、前回同様ぐらいの投票率は確保できるものと思っておりました。しかし、投票当日になりますと、朝のうちは雨が非常に緩やかだったのですけれども、ちょうど投票所に出向く多くの人たちが利用している時間帯、10時頃からかなり強い雨脚になりまして、12時頃までと、それから4時頃から7時頃までが所によりましてはかなり強い雨等に見舞われまして、そういった状況が1つと、もう一つは新型コロナウイルスの感染拡大の影響もされていると思うのですけれども、そういったことが重なって、最終的には前回を大きく下回る結果となってしまったわけです。非常に残念であり、今後に向けての対応も非常に取組が難しいなという感想を持っております。こうした状況を今後改善していけるように、選挙時の啓発はもちろんのこと、常時啓発として積極的に進めている十文字学園女子大学との連携した選挙啓発出前授業などの取組を着実に地道に進めてまいりたいと考えております。  次に、無効票につきましてですけれども、資料要求を頂いておりましたので、お示ししてあるとおり638票のうち、約6割に当たる380票が白票となっております。また、候補者でない者の氏名が記入されたものが19票、「頑張れ、頑張れ○○」などと、候補者の名前以外に他事が記載されたものが6票、複数の候補者の氏名が混在するなど、どの候補者を記載したかが確認しがたいものが57票、候補者とは関係のない雑事が記載されたものが140票、マルやバツなど、記号のみが記載されたものが36票となっております。  次に、年代別の投票率、特に高校生を特定してのご質問でありましたけれども、高校生を特定することができませんが、資料要求で示しておりますように、18歳の方の投票率は24.61%でありました。  次に、最後の投票区の番号振りにつきましてですけれども、地図の関係でございますが、市政開始時に市内13か所に分かれていた投票区を有権者にとって投票しやすい環境を整備することを目的として、現在では市内35か所に細分化してまいりました。この投票区については、これまでの長年の積み重ねてきた経過がございまして、そういった経過の中で番号がつけられてきているために、投票区を地図上で見れば統一性がないというようなご指摘があることは私どもも理解しております。しかし、これを改めて組み直すと、多くの有権者の方に混乱を生じさせるおそれがあるため、この問題については、今後市域全体において投票区の区割りの見直し等、大幅な改編を行う際には分かりやすい付番ができるように検討してまいりたいと思っております。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 最初公園についてですけれども、近隣のご理解を得るのは難しいという答弁がありましたけれども、これというのは例えばお父さんと子供がキャッチボールをするような、そういうことでも理解を得るのは難しいのですか。そもそもどういうことが起きたら、ああいう貼り紙が貼られてしまうのですか。何がきっかけでああいうことが起きるのですか。うるさいからですか、それともガラスを割られたからですか。危険な目に遭ったからですか。車が壊れたからですか。どういうことなのですか。何があったらああいう貼り紙が市内のほとんどの公園に貼られるようなことが起きてしまうのですか。 ○議長(滝本恭雪議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) まず、お父さんとお子さんがキャッチボールをするのはどうかというご質問でございますけれども、やはりキャッチボールという一言で片づけてしまいますと、なかなか難しいのですけれども、野球の関係ですと、レベルというのがいろいろあると思うのです。かなり練習している方ですと、お父さん、お子さんとやったとしてもかなりレベルが高い方ですと平気で公園を越えてしまったりなんかする場合もあるわけです、肩が強い方。ただ、柔らかいボールとか使っているような方については、これは全然問題ないと思うのです。そういったレベル関係が全然違うものですから、なかなかそういったケースはどうだ、ああいったケースはどうだということの仕切りがなかなか難しいものですから、基本的にはボール遊びは禁止だということにしていただいているわけです。  看板の件なのですけれども、やはり基本的にはルールとしてボール遊びは禁止だということにしてあるのですけれども、それでもなかなかそういった看板を逐一細かいところは読まないで、ボール遊びを始めてしまって、周りの方に迷惑をかけていると、そういった苦情が入ると、また道路を越えて隣の方の家にボールが入ってしまったと、それを取りに行ったりなんかしたりとかいうことがあった場合は、そういった公園が多いところについては特に貼り紙をつけて、注意のほうを喚起しているという状況でございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 分からないのですけれども、ボール遊びです。バットを使ってはいけないとかというふうにすれば飛んでいかないし、キャッチボールしていて、柵を越えていく人なんかいません。レベルが上がれば上がるほどちゃんと正確に行くのだから、そうでしょう。小学生が普通にキャッチボールしたり、サッカーでパスしたりするということと、お年寄りがゲートボールをやることとそんなに変わらないではないですか。だから、バットを使って危ないとか、バットを使って打ってしまったら、ガラスを割ったとかというのは私らの時代もありました。よく謝りに行きました。だから、それが危険だというのは分かるけれども、お父さんと子供がキャッチボールするようなボール遊びまで全部禁止にするから、おかしいと言っているわけです。子供たちは、じいちゃん、ばあちゃん、ゲートボールやっているのではない。あれだってボールだろうという話になるわけです。だから、幼児はよくて、5歳、6歳までよくて、小学生になったら急にできないとか、要するにこういう遊び方は危険な遊びはやめてねと言うなら分かるのです。バットを振り回したりしては駄目よとか、柵を越えるようなボール遊びはしないでくださいねとか言うなら分かるのです。それから、集団でやったら危険だからねとか。でも、一律にボール遊び禁止と言われたら、本当に子供たちは何もできないではないですか。  スライドをお願いします。これ、東久留米市の温泉施設の近くにある公園なのですけれども、昨日も行ったのですけれども、100人ぐらいの子供たちがお父さんとお母さんとキャッチボールを自由にやっているし、犬も遊んでいるし、本当に自由なわけ。ありがとうございました。そういう公園を求めているわけです、当たり前のことができる公園が。だから、シティプロモーションで30代の子育て世代と言っているのと全然矛盾しているわけです。ゲートボールをやるなとは言いません。だけれども、ゲートボールをやれる隣で、子供たちがキャッチボールしたら怒られるという、それは子育て世代としては本当に悲しいわけです。何でいけないのかという話になるので、ぜひ考えていただきたいと思うのですけれども、もうちょっと幅を狭くするとか、危険なボール遊びはやめましょうとかということはできないですか。  それから、市長はさっき景観に注意して考えると言っていたけれども、具体的にはあの木からは剥がしてくれるということですか。 ○議長(滝本恭雪議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) まず、看板の件でございますけれども、やっぱり苦情があって、目立つように貼っているわけでございまして、そういった苦情に関係している行為がなくなれば、目立たないような形で剥がしたり、また違う場所に張ったりすることは、小さくしたりすることは可能だと思っております。  それと、公園のルールの関係でございますけれども、やっぱりいろんな方が利用するということでありますので、最低限基本的なルールとか注意事項というのは、これは最低限必要だと思っているのです。その上で、その公園自体の利用者というのはいろいろいらっしゃるわけですから、近隣の方にも特に支障がないと、地域全体の方が納得できるものがあれば、そういったルールづくりができれば、いわゆるローカルルールみたいなものが可能であれば、より皆様に愛されるのかなと。そういったところで都市公園法が改正になりまして、そういった協議会の設置が可能になったと。ただ、協議会という仰々しいものまでは考えておりませんので、どこか課題のある公園をモデルケースみたいに抽出して、その中でどういった課題があるのかと、その課題を解決するためにはどういう方法があるのかということをその関係者の方、例えば町内会の方ですとか親子、お父さん、お母さん、父兄の方、そういった学校関係の方もできたら入っていただきたいのですけれども、そういった方々にまず集まっていただいて、ワークショップみたいな形でどういう解決方法があるのかみたいなところができればいいのかなと思っておるのですけれども。ただ、そのためにもそういった方々に集まっていただくためには協力が必要だと思っておりますので、その辺のところを新年度に入りましたら、どこか課題になる公園を見つけて、モデルケースにして話合いの場を設けてみたいなと考えております。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 全然分からないです。地域全体と言うけれども、その中には小学生が入っていないのかということなのです。小・中学生が入っていないということなのですか。私が聞いているのは、どうやったらあの貼り紙が、例えば1回のクレームであの貼り紙がついてしまうわけですか。具体的に市民がどういう電話をしたり、まさか来たわけではないと思うのですけれども、電話をしたら、何回の電話で、あるいはどういう内容の電話だとああいう貼り紙をせざるを得ない状況になるのですか。公園によっては違うと思いますけれども、具体的には何回ぐらいの電話で、木に全部ボール遊び禁止みたいな貼り紙が貼られるような事態が起きるのですか、どんな内容で。 ○議長(滝本恭雪議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 貼り紙を貼るに当たっては、苦情の回数ではないのです。要は禁止の場所に対してやっているという者が入れば、やっぱりそういったことを注意喚起するために貼り紙を貼ってもらえないかということであれば1回でもやりますし、そういったものがなくなれば、すぐに剥がして対応したいということは考えておりますけれども、苦情の回数でも質でもないと。質という言い方はちょっとあれだと思うのですけれども、苦情の回数が多いから、貼ったとかいったことではないということはご理解いただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) そもそもあの貼り紙がある前から全部の公園、児童遊園だとか都市公園も含めてですけれども、ボール遊び禁止なのですか。もともとはそういうことなのですか。 ○議長(滝本恭雪議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 前回12月の議会で高邑議員に資料要求でお示しした公園、要するにボール遊びができる公園と、あそこで丸がついている公園以外は基本的にはルールに基づいてボール投げ、ボール遊びは禁止だということにしております。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) それがそもそもおかしいではないですか、公園の考え方として。だって、安全です。父親と子供がキャッチボールして何が危険なのですか。子供たち同士がサッカーのボールをころころ転がして何が危険なのですか。それは、中学生があそこで試合をやったら危ないです。私もやったことがありますけれども、中学生があそこでみんなで10人対10人で戦ったりしたら、それは結構サッカーでやったら危ないかもしれないけれども、あるいは軟球でも硬球でもいいけれども、バットを振って、ゲーム形式でやったらそれは危ないかもしれないです。新座市というのは、最初からキャッチボールも禁止な市だったわけ。私は随分昔からいろんなところでボール遊びをしているけれども、それはおかしいでしょう。だって、30代の子育て世代なんか来るわけないではないですか。それそのものを変えなければ駄目ではないですか。内容を変える気は全くないですか。ボール遊び全部が本当に禁止、そう思っていますか、市長も。部長ではなくて市長答えてください。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 部長が答弁したとおり、また12月議会でも高邑議員からご質問あった資料をお出ししましたけれども、原則禁止です。ボール遊びできるネットがあるところに限られるということで、幼児は別ですけれども、それが原則だということはご理解いただきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) それで、シティプロモーションとかよく言えますね。30代の子育て世代にとって、子供が遊べる公園って重要です。さっき東久留米市の公園を見られたと思いますけれども、もう一回プロジェクターお願いします。これは石神のスーパー公園なのですけれども、これもきっと本当はやってはいけない公園だけれども、子供たちは結構自由に遊んでいますよね、ここ。こういう公園って本当に子供たちがいっぱいいるわけです。ありがとうございました。こういう公園があることを求めているのだと思うのです。だって、ボール遊び禁止だったら、何でゲートボール、あれはボールです。何でそれだけよくなってしまった。いつ、誰がどうしたら、ゲートボールをオーケーにしたわけですか、勝手に。何で幼児はよくなってしまったわけ。おかしいではないですか。小学生だって市民なのです。中学生だって市民なのです。いいではないですか、そんなに危険ではないものは。だって、車壊したりした例はどのぐらいあったか知らないけれども、それはもう自己責任ではないですか。家のガラスなんかを割ったりしたら、それは私らだってすみませんでしたと謝りに行ったわけです。私らより先輩の人たちがもっともっとひどいことをやっていました。その先輩たちが今ゲートボールをやっているわけではないですか。もうちょっと子供に寛容にならなければ駄目です。ちょっと考えてください、シティプロモーションなのだから。  次、課題です。市長のほうからいきます。市の職員を対象としていると言うけれども、市の職員は県の職員だと言っているではないですか、新座市の教職員は。県の職員なのです。市の職員ではないのです、学校は使っているけれども。だから、県の職員が新座市に来ると給料が下がるというわけです。当然人気がなくなります。人気がなくなると、やっぱり人材は集まらないと、これは当たり前のことなのです。今の先生たちの質が悪いと言っているのではないです。だけれども、できたらいい人に来てもらいたいではないですか。でも、新座市は人気がないのだから、本当に。だから、少しでも給料をよくして、元に戻して、もう少しリスペクトしてほしいなと思うのです。リスペクトできないのですか。どうですか。市の職員ではないから、どう思いますか。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 市の規定、条例があって、それで対応しております。駐車料金を取られるから、新座市に能力の高い先生が来ないというふうには私は思っておりませんので、また新座市は大変東京都にも近いですし、利便性もいいところですから、多くの優秀な先生が現在いらっしゃるというふうに思っておりますし、それをもって学力の高い、体力のある、知力の高い、そういう子供たちが健やかに育っている市だというふうに認識をしておりますし、先生方が駐車料金を払うから、新座市は嫌だというふうには、私はそういう認識はございません。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 認識不足です。これは、現役の先生たちが本当に頼むから、何とかしてくれよと言われています。教育長も必ず言われています。部長も言われていると思います。もう学校に戻るそうですけれども、言われていると思います。ぜひ本音を聞いてほしいのです。やっぱりみんな生活かかっているわけだし、できたら、だから優秀な人が来ないとは言いません。でも、来づらいではないですか。あそこへ行ったら、駐車料金あるのだということになったら来づらいのです。ぜひ考えてください。シティプロモーションを本気で考えるなら、30代の子育て世代にとってはすごく大事な問題なのです。  それから、理解度の差によって時間の差はあるでしょう、それは。それは、例えば数学の問題集を解きました。速い子は速く解けます。できない子はなかなか解けないし、答えを見るかもしれない。そういう差はあるかもしれない。だけれども、今の課題って写す課題なのです。最終的には写していくわけです。写すのにどんなに速い子だって写していく時間ってかかるわけではないですか。それを一律に出すことに問題があると言っているわけです。だから、教育長も学校教育部長もやってみたら分かります。私も1回やったことあるのです、課題を。やれないって。私がやれないのですから、子供たちがやるのは本当に大変です。物すごく時間がかかるわけです。能力の問題ではなくて、書くだけで本当に疲れてしまう。そういう一律の課題はおかしいでしょう。これからいろんなことを考えて、指導していきたいという言葉が教育長の言葉にあったので、私はちょっとそれを期待したいなと思います。  多分議会でのやりとりは校長会でも多分伝わると思うので。だから先生たちが、私もまたいけないのかもしれないけれども、学力の問題を取り上げると、もっとやらせなければ、もっとやらせなければ、もしかしたら私が悪いのかもしれない。だけれども、課題を出せば出すほど、学力が上がらないのだって。だから、そこら辺を分かってほしいと思うし、それこそコンピュータを導入していくわけだから、いろんな勉強の仕方がありますよということをこれから本当に研究していってもらいたいし、そういう指導的な立場にあるのが教育委員会なので、ぜひ教育委員会にそういう指導力を発揮していただきたいと、教育長の指導してまいりたいという言葉を私は今回信じたいと思います。  保谷朝霞線です。残り10分。住民から来た新道路問題対策連絡協議会、物すごく頑張ってこられたと思います、この方たち。県の都市計画審議会で継続審議になったということをどう受け止めるかが今問われていると、保谷朝霞線は県の事業なので、県の方針に従うと言ってきた姿勢はこれから問われるでしょう。一旦立ち止まって、再検討することを望むものです、埼玉県に対しても。また、新座市にも県にお任せではなく、自主的な姿勢で臨むことを願うものですと、こういう手紙が来ていますし、市長のほうにも来ていると思うのですけれども、やっぱり主体性がなければいけないと思うのです。県の事業だからといって、私らは10分の1を払うわけだし、忘れてはいけないのは、さっきも財政の問題が出たけれども、我々はあの道路が開通したら、まず溢水対策と逆行するものが出来上がってしまうことが1つと、それから県道が市道に払い下げになるわけだから、数千万円の維持補修費がかかるわけです。それって、数千万円といったって10年たったら億単位になるわけだから、もう財政が本当に厳しいわけですから、本当に考えなくてはいけないときに来ていると思うのです。だから、主体的に考えると、絶対大事なのです。県がやると言ったから、やってしまった。後で大変なことになる、溢水対策が大変だった、維持補修が本当に大変だったということになったら困るわけだから、やっぱりどうやったら一番いいのかということを主体的に考えなければいけないのです。市の税金がかかっているわけだから、財政の問題もあるわけだから、市長、どうですか。主体的に考える気持ちはないですか。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 高邑議員、何か負の話ばかりすると、やっぱり道路というのは、これを造ったら負担がかかるとか、溢水は雨水が流れてしまうとかいろいろとあると思いますけれども、そういうのではなくて、これは今保谷・志木線が2車線で大変狭い道路で渋滞をしている。それはバイパス道路ですし、調布保谷線がもうできている状況だ、そしてまたこれを国道254号につなげる、新座市にとっては大変重要な道路だというようなことであります。継続審査になったことは協議会、審議会でいろんなご意見が出されたと思いますけれども、ちゃんとそういう疑問については県のほうでしっかりその内容を精査して、かつ納得がいくように審議をしていただければというふうに思っております。市は、県の方針に沿ってしっかり一日も早い工事着工に向けて臨んでいきたいと思いますし、計画の変更はされる方向を見ていきたいと思っています。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 負の話と言うけれども、私は昔は造らなくていいと言ったけれども、今言っているのは20メートルでもいいのではないのという話を言っているのです。27メートルと20メートルではえらく建設費も違うわけだし、雨どい効果も違うわけだし、幹線道路です。立派です、20メートルだって。そうではないですか。だって、国道254号より広いのですよ、20メートル。そうでしょう。だから、造るなと私は今言っているわけではないわけです。造るのだとしても交通量も最新のセンサスでやれば、27メートルにはならないで済むのではないのと言っているのです。だから、そういうことを考える、市が全く考えないっておかしい。住民は考えている、県も考えているけれども、市は考えていないっておかしいではないですか。もっと市のほうとしても須田前市長は昔20メートルでやりますと、この議会で言い切ったことがあったけれども、要するに市としてはいろいろ情報を集めたら、いや27メートルではなくて、20メートルでもいいのではないか、これだったら住民も納得するしという、そういう住民と県との間の緩衝材になるというか、そういうものがないと、実際に27メートルでずっと追いかけていったらできないかもしれないではないですか。できないって私は喜びますけれども、そうではないのではないですか。違いますか。要するに今27メートルか20メートルで考えているわけだから、数値から見てももう少し市としても考えてもいいのではないですか。全然県に丸投げはおかしいでしょう。どうですか。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 一時期20メートルというような話もありましたけれども、27メートルでしっかり調査も県のほうではされていますし、測量もされている。この状況で、今審議会では継続審議になっておりますけれども、様々な点を、要するに審議会に臨んでいくということですので、私の立場は、もう27メートルで今計画変更に向けて県が進めておりますので、それに是認する態度で臨んでいきたいと思います。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 27メートルがおかしいから、審議会が継続審査にしたのです。まあ、いいや。では、県が20メートルと言ったら、20メートルにするのですね、市長もね、もちろん。 ○議長(滝本恭雪議員) 市長。 ◎市長(並木傑) そういう議論は私はないと思います。県は20メートルにしません。27メートルで決定をすべく、今ずっと検討していますので、20メートルになることはないというように思っております。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 1点だけ。平成27年のセンサスを取ることについてはどうですか。それは、平成22年のセンサスでいいと思っています。部長でもいいです。 ○議長(滝本恭雪議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 確かに埼玉県の都市計画審議会では、一部の委員の方から平成27年の交通センサスに基づく将来ODデータでやるべきだという意見はございましたけれども、今のところ公表されていませんし、基準としても最新のデータでやるということに合致していますので、これはあくまで埼玉県のほうの考え方によりますけれども、平成27年のデータというのはすぐに出ない以上は今のデータでやるしかないと考えております。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 時間がないので、PTAに行きます。  学校ごとに任意団体だからって。教育長、PTAってそもそもが何の略でしたっけ。    〔何事か言う人あり〕 ◆10番(高邑朋矢議員) PTAってPTAです。PTA。 ◎教育長(金子廣志) ペアレント・ティーチャー・アソシエーション。 ◆10番(高邑朋矢議員) ありがとうございます。そうなのです。PPAではなくて、PTAなのです。要するに先生が入っているわけです。ということは、例えば私が言っているのは、加入届を出すべきだと思っているけれども、加入届を出しているか出していないかぐらい校長会でぱっと聞けるわけでしょう。これだけ議会で問題になっているわけだ、問題にしているのは私だけかもしれないけれども、問題になっているわけだから、加入届やっている、やっていない、県からこういう指導は来ているのだけれども、やっているの、やっていない、まず市教育委員会が指導しないというのだから、しようがないです、それは。だけれども、県からこういう通達も来ているのだけれども、おたくの学校ではやっていますか、やっていませんかというのは、それはもう校長会で聞いたら一発で分かるではないですか。私も電話して聞いても分かるし、結構な資料を今持っているけれども、だけれども、教育長が聞いたら、一瞬でPTAなのだから、すぐ分かるではないですか。何でそれ調査してくれないのですか。調査も嫌ですか。面倒くさい。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 再度の質問にお答えしますけれども、それは法令に定められているわけです。やってはいけませんよということで。社会教育法の12条、先ほども言いましたけれども、こんなふうにあります。「国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対して、いかなる方法によっても、不当に統制的支配を及ぼし、又はその事業に干渉を加えてはならない」とあるのです。つまり加入届を出しているとか出していないとかということを問うことはまさに干渉を加えることに当たるだろうというふうに私どもは考えていますので、やっぱりコンプライアンスというのは大事にしなければいけませんので、こうしたことについてはそれぞれ自主的に判断をして進めていただきたいと考えておるところでございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 結局前から社会教育法のほうは問題になっている、私も社会教育法を持ち出したことがあるから。でも、県教育委員会は何でこれ出せたのですか。私が言っているのは、市教育委員会が加入届を出しなさいと、指導しなさいと言っているのではないのです。加入届を出しているかどうかを聞くことすらどうしてできないのですかと聞いているだけです。これは、指導でも何でもないでしょう。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 県教育委員会がそういった見解を出したということについては、私は前回の議会のときに、これはやはり県がやるべきでなかったと、越権行為ではないかというふうに解釈していますということを申し上げたわけです。ですから、私どもも各学校にあるPTAの団体に対して、加入届を出しているか出していないかというようなことを教育委員会が尋ねるということは、ある意味では一つの強制性を持って解釈をされる危険性も十分考えられるわけで、ですからそれはまさにその事業に干渉を加えてはならないという法文には抵触することになるわけです。したがって、私どもはそれについては、それぞれの各学校のPTAで適切に判断をしていただきたいということを申し上げているわけです。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) では、教育長としてはではなくて、任意団体が加入届もなく、加入届のない任意団体ということがあることに個人的にどう思われます。要するに任意団体なわけです。ボランティアなわけです。ですから、そういう団体、町内会もそうかもしれませんけれども、教育長としてではなく、任意団体なのに、気がついたら入ってしまって、自分の住所も名前も分かっていてという、学年もクラスもみんな分かっていてということがあるわけです、現実に。しかも仕事があるのに、あなた、くじ引で負けたから、お仕事を休んで、こっちに来てねというような任意団体が現実にあるわけだけれども、教育長、個人的に任意団体なのに、加入届がないという任意団体があることについては本当にそれでいいと思いますか。PTAではなくて、任意団体に関してどう思いますか。 ○議長(滝本恭雪議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) そういう一般論を尋ねられてもお答えすることはできないです。一般的に任意団体というのはどの範囲をいうのかということですけれども、例えばご近所が集まって何かをやろうとしたとき、それは任意団体に当たるのか当たらないのかとかいろいろレベルも違うわけです。ただ、やっぱりPTAというのは組織、この任意団体の組織はそれぞれ総会を持っているわけでしょう。年間1回の総会を持って、様々な取決めをするわけです。その自主的な総会の中で課題があれば協議されて、解決をしていくような方向を持っていると思うのです。そういう自主的な力を信頼をして、やっぱり課題があれば、そういう入る入らないとかというような様々な課題があるとすれば、それは総会でそれぞれの会員が提起して協議して、どういう形にするべきかを決めていけばいいことであって、私どもは力を使って干渉していくことはやはり法に触れることになるということでございます。 ○議長(滝本恭雪議員) 10番、高邑朋矢議員。 ◆10番(高邑朋矢議員) 総会で協議すればいいと、ごもっともなのです。ただ、30代子育て世代が考えたときに、気がついたら入っていると、気がついたら総会の一員になっていると、欠席するときには誰かに委任状を出さなければ駄目だよとか、あるいは誰か代わりに見つけてきなさいとか、仕事を休んでも出るのが当たり前だよというような組織に知らず知らずのうちに入っていることが問題だと言っているわけです。それで、苦しんでいるお母さんがすごくたくさんいるから、助けてねということを私は金子教育長にお願いしているわけで、やっぱりもう少し現場で苦しんでいるお母さんたちのことを考えてほしいなというふうに思います。もうちょっと加入届のことも調査した上で、6月議会でまたお尋ねしたいと思います。  置き勉については、学校に残すものが増えてきたということで、うれしいです。ただ、私も今回選挙カーで走り回って、小・中学生とたくさん話をしてきたのですけれども、「置き勉、どう」と聞くと、「置き勉なんか自由だよ」と言った学校は実は一校もない。どこの学校もみんな置き勉駄目ですよと、何とかしてくださいという、そういう声が小学生は多かったのです。だから、やっぱりちょっと実態と違うのではないかなという気がします。だから、子供たちに考えさせるという意味でももう少し持って帰らなくていいよと、軽減していいよというような柔軟な対応を校長会でお願いしたいと思います。  通学靴なんかも今もう全ての学校は自由なのですか。通学靴は、第三中学校も含めて全部自由ですか。私も昔第六中学校に行ったときに、第五中学校は自由だったのです。第六中学校に行ったときに、全員同じ靴を履いているのは本当にびっくりして、「どうしたの」と言ったら、「これが指定靴だ」と言うので、「ふざけるな」と言って、「あしたから、おまえらは自分の靴、テニスシューズを履いてこい」って、113人のテニス部員に言ったら、全員1年生が履いてきて、そこで第六中学校の靴は崩壊したのですけれども。昔はそんな強引なことをやりましたけれども、今はとにかく自由でいいと思います。なるべく校則なんかに関しても本当に下着の色とか規制しているところがあるわけです、それはないよねという。寒いときに、私も今ヒートテックを着ていますけれども、ヒートテックは白でなければ駄目だとかと、そんなもの売っているかいと思うわけですけれども、やっぱりそういう行き過ぎたもの、あるいはセーターはいいけれども、カーディガンは駄目だとか、ベストは駄目だとか、全然理にかなっていないわけです。誰が決めたのかという。先生たちが多分勝手に荒れた時代に決めたのかもしれないけれども、やはりもうそんな時代ではないわけだから、新座市の学校に行くとすごく自由だぞという話がぐんと伝わると、そうすると30代は入ってきそうな雰囲気になるわけではないですか。やっぱり今がちがちなところは好かれない、本当に。だから、もう少し自由な雰囲気を新座市の学校で出していけばいいのではないかと思います。  集会所は全く納得できないのですけれども、集会所条例ではなくて、町内会活動は優先するって、住民だって3か月前に予約したい人はいるわけ。そういう人たちを全然無視していませんか。もう一回答えてください、町内会ではなくても、3か月前に。だって、どうせ町内会は優先になるのだ、3か月前にやったって。お願いします。 ○議長(滝本恭雪議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 集会所の予約についてのご質問でございますけれども、先ほどこちらの質問につきましては、令和元年の12月議会でも同様のご質問を頂いて、市長答弁についても同様の答弁をさせていただいております。こちらの集会所の優先利用については、先ほど市長答弁ありましたとおり、平成11年7月から規定を設けて、今日に至っているものでございますけれども、これについては、元来地域のコミュニティの拠点としての位置づけを集会所は持っておりまして、その辺の中核組織ということで町内会を優先利用させていただいているのですけれども、この優先利用したときも、こちらも公の施設ですから、実際そういった不平等な扱いはしてはならないという規定があるのですけれども、そのときにこの不当な差別的取扱いになるのかどうかというのを検証させていただいた中で、優先利用ということをさせていただいております。やはり集会所は設置目的に合った合理的な取扱いと考えておりますので、この規定につきましては、市長答弁のとおり今後も継続をさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(滝本恭雪議員) 以上で、10番、高邑朋矢議員の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。   休憩 午後 2時31分   再開 午後 2時47分
    ○副議長(小野大輔議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  滝本恭雪議長から一般質問通告書が提出されておりますので、議長に代わって進行いたします。  選挙管理委員会委員長から所用のため退席する旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。 △滝本恭雪議員 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員の一般質問を許可いたします。  7番、滝本恭雪議員。    〔7番(滝本恭雪議員)登壇〕 ◆7番(滝本恭雪議員) 7番、滝本恭雪です。ただいま副議長より発言の許可を頂きましたので、通告に沿って4点一般質問させていただきます。質問も簡潔にさせていただきますので、市長、教育長の前向きなご答弁をよろしくお願いいたします。  では、質問に入ります。最初に、道路の拡幅整備について伺います。池田五丁目3番地、6番地の間の道路ですが、距離にして約50メートル、幅が約2メートル弱ほどでしょうか、以前より自転車と人がやっと通れるほどの道幅で、住民の方から拡幅整備のご要望を頂いております。市の見解を伺います。  以前から私もなぜこのような道路になっているのか疑問に感じておりましたが、改めて住民の方から道路拡幅のご要望を頂きました。調査では、一部公道認定されており、途中から私道の道路であることも判明しておりますが、伺います。  次に、2点目に児童・生徒の通学路の環境整備について伺います。県立新座高校と第三中学校との間の黒目川に通じる道路が雨天後、広範囲に水たまりができ、児童・生徒などが歩きにくい状況となっております。舗装整備とともにこの道路から黒目川沿いを通り、市場坂へと向かう児童・生徒のために、街灯設置もすべきと考えますが、見解を伺います。特に街灯設置については、部活を終えて帰宅する頃には日も沈み、不審者等の心配もあり、保護者からも強いご要望があります。見解を伺います。  3点目に、新座キツネノカミソリ保存会による運営の市への移管について伺います。新座市営墓園の西側斜面に咲く新座キツネノカミソリ保存会の方々による運営が市に移管されました。今後の下草狩りや観賞会の実施など、市の対応について伺います。東京都に近い場所でこんなに貴重な山野草が生息しているところはなかなかない。このすばらしい場所を守っていきたいとの思いから、これまで代表であります千葉会長が中心となって30年余りにわたって運営をされ、昨年新座キツネノカミソリ保存会としての活動が惜しまれながら終えられました。本当にこれまでのご尽力に敬意を表するものです。毎年8月に開催される観賞会には市内はもちろん、他県から多いときには300人以上の方々が訪れておりましたが、今後の存続について、市の対応を伺います。  4点目に、最後に小・中学校の体育館へのエアコン設置について伺います。避難所の機能強化として、小・中学校への体育館へのエアコンを設置すべきではないか、見解を伺います。これまでも我が党の白井議員や川上元議員が訴えられておりましたが、市長答弁では今後財政状況を考慮しながら、教育委員会と連携をして設置を検討とのご答弁でした。言うまでもなく、学校は災害時に避難所として使われます。高齢者や病弱な人、乳幼児などが身を寄せることや避難所生活が長期化した場合、感染症や身体機能の低下を予防する観点からもその必要性は明らかであります。財政負担が重いことは承知するところですが、命に関わる施策が自治体の財政力によって左右されることがあってはならず、国による後押しが不可欠なことも十分承知しておりますが、教育委員会との連携でどこまでの話合いがなされているのか伺います。  以上、1回目の質問を終わらせていただきます。 ○副議長(小野大輔議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、滝本恭雪議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、道路拡幅整備についてのご質問を頂きました。池田五丁目3番、6番の間の道路である市道第57―17号線につきましては、現地を確認いたしました。2メートル弱の道幅であり、自動車の通行は難しく、自転車及び歩行者のみが通行できる道幅であることが確認できました。この道路につきましては、現在の道路整備計画である道路改良10か年基本計画パートⅢにおいて拡幅計画の位置づけはされておりません。そのため、接する土地における建て替えや開発行為などの土地活用の際に道路拡幅の行政指導を行ってまいりますので、ご理解を頂きたいと思います。  2、児童・生徒の通学路への環境整備についてのご質問を頂きました。議員ご指摘のとおり、県立新座高校と第三中学校の間の砂利道について、雨天後に水たまりを確認しましたので、簡易的な補修を実施する予定であります。しかし、舗装整備については、利用者が限定されることから整備する予定はありませんので、ご理解を頂きたいと思います。  また、黒目川沿い市場坂方面への照明灯の設置ですが、夜間の暗い状況は確認をしています。利用者も限定的でありまして、照明をつける電柱もないということで、整備にはポールも含めた対応が必要となります。このため、費用も割高となりますので、設置につきましては見送らせていただきたいと思います。  3、キツネノカミソリ保存会による運営の市への移管についてのご質問を頂きました。市営墓園の西側斜面に自生するキツネノカミソリにつきましては、キツネノカミソリ保存会の皆様による下草狩りや観賞会の開催など、長年ボランティア活動にご尽力を頂いておりましたが、このたび会を解散するとの報告を頂き、過日1月29日に会の皆様からお話を伺ったところであります。今後につきましては、伺った内容を参考に、市において下草刈りを実施していくことといたしました。会の皆様、特に千葉会長をはじめ、役員の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。  また、保存会の解散に伴い観賞会は行われませんが、市場坂キツネノカミソリの里はキツネノカミソリの群生地として大変貴重な場所ですので、本市の花の見どころの一つとして、引き続き情報発信に努めてまいります。見頃を迎える8月には「広報にいざ」へ紹介記事を掲載するとともに、新座市の産業観光業界ホームページにおいて、随時開花状況をお知らせしてまいります。また、見頃の時期には指定管理者に案内看板の設置、協力を頂きながら、来訪される方々がキツネノカミソリをスムーズに鑑賞できるよう対応を図ってまいりたいと思います。  4、小・中学校の体育館へのエアコン設置につきましてご答弁を申し上げます。新座市地域防災計画では、避難スペースにおける冷暖房設備の設置に努めることとすると記載しており、避難所の環境改善の必要性は認識しているところでございます。市立小・中学校の体育館へのエアコン設置につきましては、今後も財政状況を考えながら、教育委員会と連携を図っていきたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(小野大輔議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 滝本恭雪議員から2点についてご質問がございました。  1点目の通学路の整備については、市長答弁のとおりですので、ご理解を頂きたいと存じます。  2点目の体育館のエアコン設置でございますけれども、市内小・中学校の体育館へのエアコンの設置については、近年の猛暑における状況が、室温がもう40度を超えるような状態のときもあります。児童・生徒の健康管理上も夏期の使用についてはかなり気を使って使用をしているという状況でございます。それを災害時の避難所として使用するということになるとかなり問題が起こるのではないかなというふうに思いまして、このエアコン設置についてもその重要性は認識しているところでございます。しかしながら、体育館へのエアコン設置につきましては多額の費用を要することから、活用可能な補助金や地方債など、国の動向を注視していくとともに、整備時期につきましても体育館の大規模改修時に設置するなど、市長部局と連携を図りながら、今後とも引き続き調査研究をしてまいりたいと存じます。  以上です。 ○副議長(小野大輔議員) 滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 1回目のご答弁ありがとうございます。  では、順次再質問をさせていただきます。道路の拡幅整備については分かりました。この道路は、私が議員になった平成12年よりも前、約30年前ぐらい経過するのでしょうか。このような類似した道路というのはほかにも市内にあるとは思うのですけれども、まちづくりは道路からということで、市長もよくご認識のこととは思いますけれども、今回取り上げたこの池田五丁目エリアは本当に高齢化率も高くて、住宅密集地域でもあって、私道も多いところでありますけれども、先ほど市長のほうから開発があったときに考えるというか、そういったことであるのですけれども、開発があるという時期を考えると、もっとかなり先なのかなと思ったりもするのですけれども、これは先ほど計画の中には盛り込めないというか、今後その辺の考え方もあるとは思うのですけれども、これ何とか計画の中に盛り込むということはできないでしょうか。 ○副議長(小野大輔議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 今現在道路改良10か年計画のパートⅢで道路整備について位置づけをして、順次拡幅等をしておるところでございますけれども、それが間もなく切れるというところでございまして、それに代わる新しい道路計画というのを今考えているというところでございまして、ただこの計画の方向性でございますけれども、今までは生活道路中心に位置づけをしてきたわけなのですけれども、やっぱり思ったとおり、なかなか潤沢な予算の確保がちょっと難しいというところで、年間一、二件程度の整備にとどまっているというのが現状でございまして、将来の新道路計画のほうにつきましては、やっぱり都市計画道路ですとか幹線の1、2級道路について、そちらのほうの整備を優先的に考えた道路整備計画をした上で、生活道路については、あくまで生活道路の拡幅整備要綱に基づきまして、箇所づけ等はしないで市内全域を対象路線として整備を行うという方針に変えようかなというところで今現在検討しているところなのです。ですから、整備しないということではなくて、あくまで全域、機が熟したときにそこに着手するという考えで進めておりますので、新たな道路計画を作ったとしてもそこを優先的に位置づけましょうという考えではないということでございます。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 分かりました。ぜひ進めていただきたいと思います。私は、ある意味防災だとか救急活動、また避難のための公共空間としての機能という観点からもやはりこういった道路は本当に計画的に整備していくことがとても重要だと思いますので、この点を訴えさせていただいて、今後の道路行政に努めていただきたいと要望いたします。  2点目の通学路の環境整備ですが、先ほど市長のほうから簡易的な整備をするということで、具体的に教えていただきますでしょうか。 ○副議長(小野大輔議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 簡易的な補修なのでございますので、今現在ところどころに水たまりができている状態になっておりますので、そこに砕石の補足材を投入いたしまして、その上から転圧すると。要は砂利道のままなのですけれども、その凸凹の状態を解消したいなということで考えております。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 分かりました。ぜひお願いいたします。  あと教育委員会、教育長に確認なのですが、ここの通学路は通学路と考えてよろしいのでしょうか、それとも近道という考え方なのでしょうか。 ○副議長(小野大輔議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) ここについては、令和元年、本年度7月中旬に道路の整備、遊歩道もございまして、通学路に指定をしております。  以上です。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 分かりました。では、なおさら街灯は見送るという残念なご答弁でしたけれども、ぜひ今後そういった通学路ということも今分かりましたので、対応方よろしくお願いしたいと思います。  それと、あとPTAとか保護者の方からのご要望とかというのはあるのでしょうか。1点確認をさせてください。 ○副議長(小野大輔議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 保護者の方からここを通学路に、整備をというお話は特に頂いておりません。  以上です。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) すみません、言葉が足りなくて。街灯設置についてです。 ○副議長(小野大輔議員) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(梅田竜平) 失礼いたしました。併せて街灯のことにつきましても私どもには特に要望を頂いておりません。  以上です。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 分かりました。ありがとうございます。  あそこに妙音沢の修景施設ですか、将来いずれできるだろうというところで、当然街灯なんかもその辺の整備もされるかなとは思うのですけれども、ぜひ期待をしたいと思います。よろしくお願いいたします。  3点目のキツネノカミソリについては分かりました。これは、運営主体は指定管理者という理解でよろしいのでしょうか。 ○副議長(小野大輔議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(細沼伊左夫) 考え方としましては、先ほど市長答弁ありましたとおり、市のほうで維持管理を行っていくということで、その辺の墓園の指定管理者の維持管理の一環として、要はあそこの斜面地の維持管理については、今のところ考えているのは指定管理者のほうの維持管理の一環として行うことを考えております。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 分かりました。運営主体は、長年キツネノカミソリの保存会の方々が本当にご尽力していただいて、内容の実施は変わらないというご答弁でした。埼玉県内でもあれほど密集している、群生しているところはほかに例がないと思いますので、毎年観賞会を楽しみにされている方のためにもぜひまた継続して頑張っていただければと思います。要望で結構です。  最後に、小・中学校の体育館のエアコン設置については分かりました。先ほど私は1回目で質問させていただきました。具体的にどこか他市を参考に検討、研究されたという事例とかというのはございますでしょうか。 ○副議長(小野大輔議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 小・中学校ヘの体育館エアコン設置につきましては、朝霞市の設置状況について、教育委員会で視察を行っております。  以上でございます。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 分かりました。まだまだ全国的にも体育館のエアコン設置というのは、具体的には本当に本格的にはこれからなのかなという感じもするのですけれども、関西なんかでは結構進んでいるようで、東京都も小池知事が本格的に都内の全小・中学校の体育館にエアコンをという方針も何か示されたようですけれども、国の方針においてもお聞きになっていると思うのですけれども、学校施設については、地域住民の避難所として十分に役割を果たすことができるよう防災機能をより一層強化することを課題とした上で、社会的要請、地球温暖化などの自然的要因を踏まえて、これに適切に対応するために、教育環境の質的な向上を図ることが必要であるとのエアコン設置に向けた方向性が具体的に示されております。既に設置しているほかの自治体では都市ガスだとかリース契約とか、あとスポットクーラーなど、様々な事例があるようですので、引き続き研究をしていただき、その準備をぜひしていただきたいなと思っております。これは教育長、例えば第5次新座市総合計画の中に盛り込むとか、そういう発想というか、計画というのは考えていらっしゃらないのでしょうか。 ○副議長(小野大輔議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 現在のところ、具体的に盛り込むというところまでは財政当局と調整が済んでおりません。なかなか財政状況としては難しいところなのかなというふうには教育委員会としては考えてございます。  以上でございます。 ○副議長(小野大輔議員) 7番、滝本恭雪議員。 ◆7番(滝本恭雪議員) 分かりました。ぜひこの辺も第5次計画に盛り込めるような形で、その辺も含めて、ぜひ推進をしていただければと思います。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(小野大輔議員) 以上で、7番、滝本恭雪議員の一般質問を終わります。  滝本議長、議長席にお着きください。    〔副議長、議長と交代〕 ○議長(滝本恭雪議員) これにて一般質問を終結いたします。 △次会日程の報告 ○議長(滝本恭雪議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明18日、19日は休会、20日から22日までは休日休会、23日から26日までは休会、27日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(滝本恭雪議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。   散会 午後 3時08分...